ブログネタ: 地震のとき、一番の情報源はどこ?

こんな時だけに、久しぶりにコネタマを覗いてみたら震災モノが並んでいました。
そんなわけで今回のお題は「地震のとき、一番の情報源はどこ?」とのこと。
自分はテレビとインターネットの合わせ技といった感じでした。
前に記事に書きましたが、震災当日は日吉台球場にいました。余りの強い揺れになんだろうこれは?と思い、まずは打者を撮るために連写モードにしていた愛機Nikon D90を急遽動画モードに変え、そしてこの動きを記録に残そうと思い撮影していました。あの時は冷静に廻りを見ようと思っていましたが、今見ると結構ブレブレで、視野もかなりの急展開をしているので、やっぱり落ち着いていないなあと思います。
そしてようやく揺れが収まって、まず行ったのはインターネットのウェザーニュースのページを見て、震度チェック。後ろではワンセグを見ようとしている方の声が入っています。そして飛び込んできたのがマグニチュード8近くで震度7
もあったという速報(後にマグニチュードは9.0と修正されました)を見てびっくり。正面では火の手と煙が目に入り、一体どうなってしまったんだろう・・・?と。さすがに、野球観戦をし続ける訳にもいかず、急いで車に向かいました。
そして車に乗ってからは、テレビを急いでつけてNHKに合わせます。すると津波の映像が・・・。おもちゃみたいにたくさん浮いている車の画像が、なんだか現実感も無く目に入りました。
道では停電のため、真っ暗な信号が続きます。いったいなんなんだ、これ?
携帯はさっぱりつながらず。であればと思い、手持ちのMac Book Airから会社の全社員PC&携帯宛MLに安否確認のメールを打ちます。そうすると、早々に事務所からは返信が返ってきます。なるほど、会社は無事で通信手段も確保、電気も通電しているんだなと。もちろん電話はまだ繋がらないので、メールで安否確認すべき場所と内容を指示。直感的に固定電話の方がまだつながると思っていたので、リダイヤルを何回でもいいからして、とにかく繋がるまでかけるようにと。そうすると、ポツポツと現場の状況の連絡が入ってくるように。また、何かの弾みで携帯に届いたメールから返信してくる人も次第に増えてきて、発生後大体1時間くらいで、全社員と全現場の取りあえずの安否確認が出来ました。
ちなみに備忘録としてですが、あの日確かに携帯メールもなかなか届きませんでした。そして後でまとめて届くといった現象に遭遇した人は多かったのではないでしょうか。あれはきっと、携帯のサーバーからプッシュされた情報は応答が無いと、そこで一旦諦めてサーバー保管になってしまうのでしょうね。そして次のメールが来たとき、また同じことがなされ、たまたま繋がったときにまとめて届くといった具合だったのでしょう。なので、あの日の後、携帯がつながりにくくなる状況に陥ったら、携帯電話のメールのメニューの「新着メール問い合わせ」を定期的に試してみることを指示しました。こうやれば、何回かするとメールを受信することが出来ます。
また、その日のうちにセットアップしてSkypeも使うように。こちらもまたよく繋がりました。
なので一番の情報源は?というよりは、複数の媒体を使いながら、自分の中で全体像を描いていくということが大事なんだろうと思います。その上で、今回はMac Book Air+Pocket WiFiの組み合わせは、大変心強かったです。
何にしろ、混乱期には一にも二にも確度の高い情報を得ること、それをしっかり判断することが何よりも求められますね。
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