きみは日本でいったいなにをするつもりだ!?
完全に管理人まで忘れかかっていたこのカテゴリー。
ちょっと思い出したので、書いてみます。
この言葉というよりは、その全体の流れでの言葉です。
まだ千秋が日本にいる頃、せっかく才能の煌めきを発揮しつつあったのに、飛行機恐怖症から海外に行くことが出来ない。それを音楽評論家が大変惜しみ、タイトルの言葉を言います。その時は反発していましたが、その言葉を聞いてからモヤモヤが取れません。そして、同じ言葉をのだめに言ったとき、彼ははたと気づくのです。
そうだ海外に行けないことが問題じゃないんだ
もう
(きみは日本でいったいなにをするつもりだ!?)それなんだよ
(コミック6巻p32)
人はいろいろな状況に対して、苛立ちを覚えます。
今回の震災に対してもそう。
菅総理は何をやっておる!
東京電力はどうにもならん官僚体質で隠蔽体質だ!
ACのCMの音が耳障りだ!
あいつは省エネを無視して、電気を好きなだけ使っている!
セ・リーグは一体何を考えているんだ!
確かに一つ一つには理があり、それは正しい意見だと思います。
でもそう言って苛立ちをぶつけることに目を囚われるより、
「こういった状況下において、自分はいったいなにをするつもりだ!?」
と自分に問いかけることが大事だと思うのです。
いくら雨が降ったからと言って天に唾してもどうにでもなるものでもありません。
自分が出来うることを、どうやって行っていくか。人の一生を一つの物語として考えれば、どんな物語にしていきたいのかを決めていくことこそが、自分の短い生涯を意義づけることとなるのだと思うのです。
自分もまだまだ出来ることがあるはずです。日々過ごしていきながら、出来ることを一つでも多く見つけていきたいと思います。
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