カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の151件の記事

国を動かす覚悟

坂の上の雲も第3話が終わり、いよいよ近代日本が対外戦争に乗り出す時期にさしかかってきました。

第2・3話の感想はどこに行った?と思うことはごもっともですが、暫しご容赦を。

ちょうど、第3話が放送された後文武両道さんが第1話の記事にコメントして頂き、そこで伊藤博文について書かれていました。それを読ませて頂いたらちょっとご紹介したいものがあったので、ここに記してみます。

この物語の終着点は日露戦争の講和です。この時の首相は桂太郎で、伊藤博文は枢密院の議長を務めています。そのまさにポーツマス条約を批准するか否かで国内は揺れに揺れます。あれだけ負担を強いられた(兵役で多くの命が失われたのは勿論、更には度重なる凄まじいと形容したくなるような増税もあった)国民としては、ロシアから賠償金をびた一文取れないことに民衆は激高していました。(WIKIの日比谷焼打事件をご参照下さい)

そういった中、天皇の最高諮問機関と位置づけられた枢密院で、ポーツマス条約を審議します。その時、議長である伊藤博文は自らこの条約の説明をしますが、その説明を是非ご覧下さい。


 「日露講和条約批准に関する枢密院会議筆記録」 (From 国立公文書館 アジア歴史資料センター

(口語訳のみご紹介します)

議長(伊藤)  ただいま書記官が朗読しました日露講和条約および追加の条項は、内容がきわめて重大ですので、議長みずからが報告を担当します。ご承知のとおり、昨年からの18ヶ月の長きにわたる戦争を終わらせる条約ですが、この戦争のために数十万の兵士を犠牲にして、10数億円の金額を使い(現在の約5~10兆円に相当)、結局は戦いがいつ終了するのかまるで予測できない情況になっており、アメリカ大統領の発案によって日本とロシアの両国への勧告がなされ、講和の交渉が開始されることになりまして、その結果この条約が締結されることになりました。この条約は過去に例のない関係を生み出す条約であり、事態は極めて重大であるため議長みずからが報告します。

 講和談判に関しては、内閣で充分に審議しつくされ、そして陛下のお許しを得て全権委員の派遣の前にそれぞれ細かな指示を与えられたことは枢密院でご存じのことと思います。しかも全権委員は天皇陛下の命令を受け承り、話し合いの相手に対し全力をつくして交渉を成し遂げたと考えなければなりません。にもかかわらず、この条約については、言うまでもなく国の世論は様々な意見が提出され、激しく議論を戦かわす状況となっています。議長はみなさんとともに静かに開戦からの状況を深く見きわめ、この条約に対する天皇陛下のご批准についての賛否を決定し、ここで陛下の前でそのご心配事を取り除きご安心いただく手だてをとらなければならないと考えます。

 この条約については様々な意見があります。世間の批判と議論はもちろん無視する訳にはいきませんが、枢密院は国家の重大な事柄を論議するところです。枢密院は、世間の議論と全く関係している部分がなく、衆議院などとは性格が大きく異なっており、重大な事件について陛下が判断し決定するにあたって、補佐させて頂くところがなければなりません。これが我々の職務上の本分であります。陛下がご決断されるにあたって、真心をつくしてお考えに適うようにすることが我々の職務上の責任であります。

 よくよく考えてみますと、世間で様々な議論が出ている中で枢密院は落ち着いて考慮し、談判ではかけひきをする相手国がいるものですから、この条約の締結については陛下の命令を受けた全権委員が全力をつくしたものと考えなければなりません。

 敵国は満州の大地では敗れたものの、なお戦争を継続する力があります。また、敵国は戦いには敗れたものの、いまだ降伏を求めているわけでも和平を求めているわけでもありません。世界の状況を考えた上で、講和の交渉を開始すると同意したのですが、我が全権委員は力の限りをつくして交渉の任務にあたったものの、その結果、相手国は我々の要求を全て受け入れたわけではないことは事実であります。

 政府の見解と世間の無責任な議論とは、そもそも一致しにくいものです。全権委員が全力をつくしても結局妥協することができない場合は、政府はこの条約で戦争の終わりを告げるべきなのか、それとも交渉を決裂させるべきなのか、もし、交渉がうまくいかない時は、将来いつになったら戦争の終了を告げられるのか、ほとんど予測することができない情勢であることはまず間違いないと確信しています。

 このように国家の重大な案件を即断しなければならない時、政府は危険な道を避け、安全な道を選択し、短時間の内に議論をまとめ、責任を負い、さらに数万の人命を失い十数億の軍費を費やすよりは、人道上と国家の利益から考えて議論を決定して、今日、この条約のご批准を天皇陛下に申し上げて裁可をあおぐことになったものと枢密院では考えざるを得ません。

 本件は極めて重大なので、あなた方も陛下と国家の心配を分担する考えから充分にご検討されたことと思います。議長は細かい事柄に言及するよりは、全体的な見地から、開戦以来の全ての状況にもとづいて陛下のお尋ねに答えるべきであると確信し、意見を述べた次第です。ご議論、ご質問がありましたら、担当大臣も出席されておりますので、随意におねがいいたします。熟慮の上で決定されるよう、切に希望します。

議長(伊藤) 各議員においてご意見を述べられる必要がなく、またご質問もなければ採決します。天皇陛下がご批准されるべきであると考えます。みなさんの起立をお願いします。

〔全会一致〕

議長(伊藤) 全会一致をもって賛成されました。

司馬遼太郎はしばしば明治人達のリアリズムの徹底に触れますが、公文書に残されている記録からも、少なくとも伊藤博文は全く日本海海戦や奉天会戦での戦果に浮かれることなく、日本の置かれている状況を冷静に見ていたことがわかります。

特に「政府の見解と世間の無責任な議論とは、そもそも一致しにくいものです。全権委員が全力をつくしても結局妥協することができない場合は、政府はこの条約で戦争の終わりを告げるべきなのか、それとも交渉を決裂させるべきなのか、もし、交渉がうまくいかない時は、将来いつになったら戦争の終了を告げられるのか、ほとんど予測することができない情勢であることはまず間違いないと確信しています。」の言葉を、今の政府の方々に送りたいと思います。「戦争」を「交渉」、ないしは「普天間基地移転」という言葉に置き換えてみたらどうでしょうか?

伊藤博文という政治家のリアリズムに感嘆すると共に、今の政府の「リアリズムの欠如」に、不安を感じています。

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睡眠時無呼吸症候群?

コメントの放置のツケがなかなか払えず、未だに返信が終わっていない、焦り気味な管理人です。

さて、この前の記事で「睡眠時無呼吸症候群の検査のため」などと書いただけで、これまたそのまま放置してしまっていました。なので、一応その顛末を。

睡眠時無呼吸症候群とはこんな病気です。

概説  いびき、とくに無呼吸後の猛烈ないびき、昼間の強い眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状を訴え、睡眠中に頻発する呼吸停止(無呼吸)を特徴とする疾患が睡眠時無呼吸症候群(SAS)ですが、そのほとんどは気道が閉塞する閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS:obstructive sleep apnea syndrome)です。この閉塞型睡眠時無呼吸症候群の問題点は、家族にとっては「いびき」のために安眠を妨げられることだけですが、実は本人にとっては大きな問題が3つあります。

症状
 1つめは、無呼吸が繰り返し起こるためにたびたび脳が目覚め、熟睡ができない結果として昼間に著しい眠気に襲われます。2つめは繰り返される無呼吸の時に、動脈血中の酸素が不足する(低酸素血症)とともに、二酸化炭素がたまって血液が酸性に傾くことから、不整脈、心筋梗塞、脳梗塞などを起こしやすくなります。3つめも夜間に脳が目覚めることが繰り返えされるため、交感神経の緊張状態が続いて自律神経が乱れることにより内分泌系にも影響を及ぼし、低酸素血症のストレスも加わり、動脈硬化症、糖尿病や高血圧症などの合併症を発症するといわれていることです。

いやあ、なかなか怖い病気です。実は以前から「寝ているときに息が止まっていることがある」などと言われていましたし、ちょっと眠気がひどいのはもしかしたら?と思っていたところ、たまたまインターネットでそう言った症状を見てくれる病院が見つかったので、行ってみました。

それが、この病院です。

グッドスリープクリニック

きれいな病室、感じの良いスタッフ、明快な説明をしてくれる医師。好感を持てたので、では検査入院でもしてみようと思ったのです。

そして、いざ入院。寝るときに10個以上のセンサーを体中に付けて眠るわけです。暗くなったので、さて寝ましょうということでやく8時間寝ました。

朝になって起こされ、そして診察を受けます。

その結果は・・・、

「あなたは無呼吸じゃないね」

ホッ、良かった。

「でも、だからと言って問題が無い訳じゃないんだ。」

えっ?

「あれだけ多くの器具を付けていたら普通はなかなか眠れないもんだけど、あなたは5分でレム睡眠(熟睡)になっていたよ。きっと強い睡魔を慢性的に感じる体質だね。1日12時間くらい寝ないとダメな体質だね。ずっと寝続けることが出来るでしょ。」

はい。とっても。

「まあ、ちゃんと脳波を解析してみるけど、場合によっては薬で眠気を抑えないと、日常生活では危ないかもね。」

・・・、どうやら小学生体質なようです、私は。で、再来週に改めて診察を受けることになったわけです。ご心配をおかけして済みませんでした。もっとも、病名をよく知らず、寝ている最中に息が止まり、慌てて救急車で運ばれたようなイメージを持った人も会社にいて、ちょっと違った意味で焦りました。

おっと、そう考えるとこんなことをしている場合ではありませんね。もう寝ないと・・・。ではみなさま、お休みなさいsleepy

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ちょっと見つけたニュースとお礼

相変わらずの時間になってはしまいましたが、取り敢えずの投稿を。

いよいよ塾野球部の新体制が始動しました!

慶大・江藤新監督が始動!さぁ大学日本一(From nikkansports.com)

 東京6大学野球の慶大・江藤省三監督(67)が1日、監督として初めての練習に臨んだ。11月中旬から指導員としてチームを見てきたが、監督として練習を見た感想を「気分的に違うね。これからはチームづくりをしていかないと」と話した。慶大は04年秋以来リーグ優勝から遠ざかっているが「来春の大学日本一? もちろんですよ」と、大きな目標をあらためて掲げた。

いよいよ始動ですね。この時期の練習なので、焦ることなく体力作りと課題克服に専念して、「チームづくり」の土台を作り上げて欲しいですね。まずは部内競争の活性化からでしょうか。


あと、自分のお恥ずかしいミスを。

すでに訂正はしたのですが、11月24日にアップした記事で「キャスティングボード」と書いてしまっていましたが、正しくは「キャスティングボート」です。これを親切にもご指摘頂いたのです。大変ありがたいことであると同時に、へえ~と思ったので、一部ご紹介させて頂きます。

ところで、11月24日のアップされてエントリ、タイトルが「政党政治におけるキャスティングボード」となっておりますが これは英語のCasting Vote(本来の意味は賛否同数のときに議長が投じる決定投票の意味)の誤読です。

今までの経験では間違って覚えておられる方が殆どのようです。従って、正しくは「キャスティング・ボート、ヴォート」となります。

なるほど!確かに板(board)をだしても仕方ないですよね・・・。本当に勉強になります。

いつも書いていることではありますが、こうやって多くの方々がいろいろなことを教えて下さるので、大変ありがたく思います。本当に幸せ者ですねhappy01

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時間の使い方

今日はさすがに仕事とはいえ早く終わったので、ようやく返信をしっかり書けるぞ!と思い帰宅しました。

するとHELP信号が出ており、何かと思えば家のユニットバスが洪水状態・・・wobbly

そこからユニットバスと格闘すること2時間。一応そういった業界に属しているという意地にかけても直さないわけにはいけません。それこそ沽券に関わるというものです。

結局、排水が詰まっているのはわかるのですが、何もそういった治具を持っていない中でどうすべきか・・・。

手で押し込んでみたり、歯ブラシでほじくったりするもののうんともすんとも言わず。焦りの色が浮かんできます。

そしてようやく思いつき編み出した方法は、よくクリーニングとかでもらえるワイヤーハンガーをほどいてまっすぐに伸ばし、先端にいらないタオルを巻き付けて排水の横穴に入れて、一気に押し込むという方法です。

そうしたら押された水圧により何かが流れて、そしてゴボゴボという音と共に一気に排水がされて、水がひいてくれました。

そんなわけで、返信を始めるのが遅くなったわけですcoldsweats01

以上、単なる言い訳でしたcatface

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最近嬉しかったことは?

またまたコネタマ風に始めてみましたが、自分で勝手に作ったお題です。

まずは、インフルエンザで倒れていたときに、皆様のあたたかいメッセージを読むことが出来たことです。
特に高熱の時に、ああいった形で励まして頂いたり、あたたかい声をかけていただくと、それだけで「ああ、自分はなんて幸せ者なんだ」と思えました。本当にありがとうございます。

また、慶早戦でのあの2つの勝利も最高でした。
ただ勝ったからとかではなく、今までここに連なるいろいろなお話しが全て意味があるような形で結実したこと、そしてグランドのみなさんの顔が本当に素晴らしかったこと。年甲斐もなく感動していました。

あとは同じようなネタですが、慶應スポーツで慶早戦第一戦の記事で、渕上君が「(斎藤佑投手に対しては何か対策は)低めの変化球には手を出さないで、高めの甘い球を積極的に打っていこうと思っていた。」と話していたというのを読んだ時です。ちょうど、その前の記事で同じようなことを書いていたので「お~!心が通じ合っている!!」と勝手に自己満足していました。でもこの攻略法は、斎藤君にも明治の野村君にも通じるのだと思います。

更に、試合中に「タイガー」が使われたときも嬉しかったです。そしてタイガーが使われると不思議と得点も重なっていったのもまた、大変嬉しかったです。

そして、インフルエンザから復活したとき、塾野球部のブログで、堀内マネージャーさんの記事にコメントさせて頂いたら、お返事をいただき、そこで拙ブログを読んで頂いていたことがわかりsign03、更に病気の心配までしていただけたということsign03
本当に気配りのよく利く、素晴らしいマネージャーさんですね。その返信を読んだだけで、病気はどこかに吹き飛んでしまいましたhappy01

また、返信でも書いたのですが、慶早戦を観戦していた際、場所の関係で、塾旗に何度となくくるまれたこと。嬉しいと言うより「愉悦」のようなものを感じていました。

まあ、その他にもお客様にありがたいお言葉を頂戴したとか、まだまだいろいろありそうですが、時間も遅くなってしまったのでこの辺で。

でもどんなときでもこうして考えてみると、嬉しいことって結構あるはずですよね。それを感じる心が、今自分にあるか?それが一番大事なんだなあと改めて思います。

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インフルエンザA型陽性・・・

しょうもない話しが続いてしまい、申し訳ございません。

今日もう一度違う診療所に行き、そこで検査をして貰ったところ「インフルエンザA型の陽性反応が出ました」と言われました。やはり何はともあれ自分が疑いを持っているのなら検査はして貰うべきでしたね。

で、タミフルを処方して貰い、家でしばらく寝ていたところ、熱も下がってしまいました。

う~ん、一応喜んでおけばいいのでしょうかcoldsweats01

しかし、まだキャリアであることも事実。明日は出勤すべきか否か考えどころです。

ちなみにA型を新型か否か特定するメリットは、インフルエンザのワクチンを打つ時にどうするかって話しくらいで、それ以上のものでもないようです。もっと大きな病院とかに行けばわかるようですが、そこまでしなくてもいいかなあなんて思っています。

返信を放置してしまっており、本当に申し訳ございません。もうすぐ治るでしょうから、そうしてら是非!

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あたたかいメッセージありがとうございます。

取り敢えず近況をお伝えしておこうと思って愚にもつかぬような記事を投稿したところ、ありがたいことに14件ものコメントを頂戴しました。本当にありがとうございます。

昼間に近くの診療所に行ったところ、判定薬を使わずにのどのあたりと首を触診し、のどを見て、聴診器をあて、これはインフルエンザではないから安心してくださいと言われました。その上で若い人は仕事があるだろうから、強めの薬を出しておきますと言われ、お薬をいただいて帰宅しました。

しかし家に帰りおとなしくずっと寝ているのに、熱は下がるどころか上昇しており、現在38度です。

明日の朝、熱が下がらないようならもう一度行かないとなあと思うと、ちょっと憂鬱ですね。

なんとか早く回復というか仕事せねばという気持ちと、そうは言っても無理は禁物だなあと思う気持ちとの間で、葛藤していますcoldsweats01

皆様も繰り返しなりますが、どうぞご自愛くださいませ。

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ダウン!

結構忙しい日々が続いていたここ数ヶ月。

手洗い、うがいの励行など気を遣っていたつもりではいたのですが、昨日の夕方から熱が上がり、現在37度6分。節々が痛く感じるような気もしており、これは本格的な治療を要するように感じています。

なので、本当にたくさんのコメントをいただいている中恐縮ですが、ここ数日は満足に返信出来ないようなことになりそうです。

皆様、申し訳ございません。季節の変わり目でもあり、どうぞご自愛ください。

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万感の思い

今日は弟の結婚式のため、後ろ髪をたくさんひかれてはいましたが、神宮球場へは行けませんでした。

でも塾野球部の勝利を心から祈っていました。そういえば昨年も慶早戦の最後は見ることが出来ず、祈るような思いでいたことを思い出します。

あのときは最後に相澤君が打たれ、残念ながらの終戦でした。今年は優勝こそならなかったものの、宿敵早稲田を粉砕して見事2連勝と有終の美を飾ってくれました。

昨日の試合が始まる前までは、なんとしても早稲田を倒すのだ!とばかりに念じていました。掲示板で違う雰囲気のものを見ては、大人げなくムキになって反論してみたり、拙ブログ内で柄にもなく素人の生兵法で早稲田の攻略法を考えてみたり。

そしてスタンドにいて試合が始まり、集中もピークを迎えます。写真もそれなりに撮ってはいたのですが、それ以上に声援を送り続けました。最近は学生席に入ることも少なくなり、専ら一般内野で写真を撮ることが多かったので、すぐに声も枯れてしまいましたが、それどころではありません。兎に角、彼らには早稲田に勝って卒業して欲しいと心から思っていたのです。

そして彼らはその思いに応えてくれて、鮮やかに得点を重ねてくれました。

試合途中から、自分は何だかとても寂しい思いに駆られていました。特にうるしやばやしのKEIOのユニフォーム姿を見るのが当然だった日々も、今日で終わりだなあと(日曜日は観戦出来ないため)。昨年までは、かわいい子たちがいなくなるんだなあといった感覚でしたが、今年は自分が大学を卒業する時に感じた寂しさに似ていました。もちろん勝手な思いではありますが、一緒になって戦っていたような錯覚を持たせてもらっていたんだなあと気付きました。

同じ事は相場監督にも感じていました。

自分が初めて慶應の門をくぐって見た慶早戦で、4番を張っていらっしゃった相場監督。その年いきなり完全優勝だの日本一だのになって、志村さんと並んで強い慶應の象徴に感じていました。

監督経験は確か初めてのはず。失礼ながら最初の頃は試行錯誤されていることが、なんだかこちらにまで伝わってくるかのように感じていました。時折テレビカメラに映る相場監督の表情は、現役時代とは違い、悩み、苦しんでいらっしゃったように思いました。

でも毎年無名選手を発掘されるその眼力には驚かされていました。

そして、今年のチームになって選手たちが口々に「監督さんを胴上げしたい」と言っているのを目にするようになりました。今までそういった言葉を聞いた覚えはありませんでした。他大学なんかでは特に。またちょっと天然さん(失礼しました!)のような言動が伝わってきて、なんだか微笑ましくすら感じていました。以前ご紹介した本「新たなる聖地 -甲子園から神宮へ-」ではエンジョイベースボールを説明されていて、塾野球部の監督をされるとはこういったことを理解することなんだなあと思ったりもしました。

そんな人格の温かさが、こういった愛すべきチームを作り出したんですね。

そういえば就任直後の慶應キャンパス新聞のインタビューでこんなことをおっしゃっていました。

「監督という職業には教育者的な部分がありますから、これから社会人になっていく選手に一人の人間として持つべき考え方などはタイミングを見て話をしていきたいと思います。きちんとした人間がやはりきちんとした野球をできると思います。」

(今期の抱負を聞かれて)「優勝したい、というよりぜひ選手に優勝させてあげたいです。何より選手にとっていい経験になりますから。」

確かにどんなことをしても勝ちをもぎ取るといった監督ではなかったかも知れませんが、その人格でチームを包み込んでくれていたんだなあと今更ながら思いました。

もう少しすれば来年の展望とかにも触れて見たいのですが、まだもうちょっとこんな感傷に浸っていたいなあと。機会があればこれだけ多くのものをくれた選手たちに対しても何か書いて見たいと思っています。

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本の整理も大変です

更新も途絶え、返信も途絶え、もしかしたら心配させてしまっていたかもしれません。ご無沙汰しております。

さて、前の返信にも書いた通り、土曜・日曜もお客様絡みのお仕事があり、出社していました。

そのうちのお一人はなんでもプロゴルフのギャラリーとして結構観戦されているそうで、そのお話で盛り上がりました(あれ?お仕事では?)。

一番面白いのはトラブルショットとしてラフに来た時、当然一番ギャラリーに近づくわけで、その時の会話が興味深いと。でも殆どの選手は、拍子抜けするくらいに確率の高い方法、すなわち安全策を採るそうです。更には自分なんかが素振りする時は、スイングのおさらいみたいな考えでやっていますが、プロはラフの芝の引っかかりを試していて、もし思った以上に引っかかるようだったらさっさと諦め、安全策に切り替えるそうです。なるほど。

なんてことや他のこともお話しして、帰宅したのが午後7時前後。今日は返信とかしよう!なんて思っていたのですが、なんだか急に本棚を整理したくなり、やり始めたら止まらなくなり、気付いたらこんな時間になっていました。

それにしても読み散らかしていて、最後まで読んでいない本の多さに驚きました。そんなわけで家の本棚の棚卸しみたいなことが出来たので、しばらくはおさらいも兼ねた読書にはまりそうです。

まずはこの本から。

語り口が平易な本です。というのも東京大学文学部教授である著者が私立栄光学園(神奈川の名門私立中高です)で話した内容を本にまとめたものだからです。
ただ、最近そういった傾向の本が多くなりこちらも嬉しいのですが、善悪論だけに留まらず、なぜこういった方向に走っていったのか?ということについて書かれていそうです。
タイトルの「日本人は「戦争」を選んだ」という表現、自分もそう思っています。なので、もうちょっとちゃんと読んでみますcoldsweats01

そんな訳でコメントを長らく放置して済みません。明日辺りにはなんとかご返信出来ると思います。今暫くお待ち下さいsweat01

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