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日本人はどれくらいの人が日中戦争(日華事変)を知っているのか

最近拙ブログがとんとおざなりになってしまっていて、申し訳ございません。ちょっと反省しつつ、これからも気持ちの赴くままに書いていきたいと思います。

さて、こんなタイトルの記事を書こうと思ったのは、下記の記事を読んだからです。

歴史を知らない日本の子ども、責任は誰に?―中国メディア

2013年7月17日、新華網によると、日本の歴史教科書は以前から日中関係の問題として挙げられているが、中国の国営テレビ・中央電視台が実施したインタビューで、「日中戦争で多くの中国人が亡くなったことを知っているか」、「南京大虐殺を知っているか」という問いかけに日本の中学生が「知らない」、「忘れた」と答えた。

このインタビューが放送され、中国では驚きと落胆の声が上がっている。新華社の世界問題研究センターの研究員は「日本に日中戦争を知らない子どもがいても不思議ではない」と指摘する。「日本では教科書しか読んでいないと過去に他の国々を侵略したことなど知り得ない」とし、教科書以外から実情を知る子どもは少数で、授業や教科書だけからでは真実は知ることができないと話した。

歴史を知らないのは大学生も同様で、早稲田大学に留学していたというある中国人女性は、日本のメディアは日中戦争に関する記事や番組をほとんど伝えておらず、学生もそうした話題を口にする人がいなかったと、留学当時のことを振り返った。

記事は「インタビューに『知らない』と答えた子どもたちをとがめることはできない」とし、「子どもたちは正しい歴史を教わっていないだけで、彼らが悪いのではない」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

最初読んだとき、「またまた〜」と思いました。そして手始めにうちの奥さんに聞いてみたところ、

「よく知らない」

との衝撃的な答えが。他の人にも聞いてみましたが、概して知らない人が多かったのです。

ちなみに「いいくにつくろう鎌倉幕府」はみんな知っていました(^^ゞ

私は会社では立場上、相談と判断を求められることがよくあります。その時に、必ず聞くようにするのが、そこに至った経緯。勿論結果も大事ですが、そこに至っている経緯、またはそう判断するに至った情勢を聞かないと、そもそも判断の下しようが無いと思っています。

これは当然、今の社会に対しても言えます。すなわち、今の日本というのは、どのような経緯でこのような国になったのかということ。これを知らずして、今後の道をどのように歩こうと言うのでしょうか?

ちょっと歴史に詳しくなってくると、江戸時代まではある意味おとぎ話のような形で捉えられますが、明治維新以降、特に日清日露の戦い(その前に征韓論、江華島事件、日朝修好条規も入るかも知れませんが)辺りからは、その人の見識、思想、政治的立場が関係してきて、なかなか「これだ!」という評価が出せないと思います。だからこそ、教師たちは意図的か状況のせい(カリキュラムが間に合わない)にして、そこを詳しく教えない。だからこそ、「日中戦争を知らない人」が今の日本に多いのではないかと思うのです。

得てして日本人は「あいまいな結論」にすることが、解決になりますから。

でも、それでは対外的な関係では禍根を残します。上記の記事のようなことを言われるのも無理もないし、場合によっては相手の国としての主張を一方的に受けるだけで、理に合わない謝罪や、意味の無い反発を覚えるだけにもなりかねません。

そうではなく、自らの意見をしっかりと持ち、時には口論になろうとも主張すべきは主張し、お互いを理解する努力を深めないといけないと思います。例えば甲申政変、長崎事件について逆に問いかけるくらいのことがあってもいいと思います。それと併せて、義和団、辛亥革命、袁世凱、軍閥、張作霖、満州事変、国共合作、盧溝橋、通州事件、南京虐殺と呼ばれる事件、三光作戦と中国が呼んでいること、731部隊といったことも知っておくべきかと。

前に国際人とは英語を始めとする外国語で喋ることが出来ることでは無く、異文化の人とも意見の交換がしっかりと出来る人だと思います。そしてそれが出来るには、自らの考えをしっかり持つしか無い。

みんなが同じことを思うことは決してありません。しかし、明治維新以降、日本という国はどういう歩みをしてきたかということは、みんな知るべきだと思います。その事実を自分なりに咀嚼した上で、日本に誇りを持つのも良し、場合によっては贖罪意識に苛まれるのも良しだと思います。少なくとも鎌倉幕府が西暦1192年(大体和暦でない年号で覚えることにどんな意味が?しかも今では1185年の守護地頭を全国に配置した年こそが鎌倉幕府の成立年と考えられているそうですが)に成立したことを知っているより、余程意義深く、意味があると思います。

一番の問題は、全く知らないということ。そして中韓がよく言ういわゆる「正しい歴史認識」なんていう言葉はちゃんちゃらおかしく(立場が違えば認識も違うという当然の感覚を無視している)、歴史的経緯を一人一人が考え、その上で意見を持つ。その意見は違っていて当然という当たり前の認識を持つことこそが、大事なのではないでしょうか?

ちなみに「日本では教科書しか読んでいないと過去に他の国々を侵略したことなど知り得ない」ということを言われたら、すぐに日本の総領事館あたりは反論を試みてほしいものです。どこをどう読んだらそうなるのでしょうか?日中それぞれの歴史の教科書を比較表にでもして、冷静に反論して貰いたいものです。こういったこと一つ取っても、やはり日本人は近代史を知らない、もしくは意識していないのかなと思ってしまいます・・・。問題は教科書の中身ではなく、そもそも近現代史をしっかり教えていない今の現状だと強く思います。

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コメント

東大医学部の教授が東大理Ⅲで生物を入試で選択しない受験生が多いので医学部の授業で困ると言っていたこと。慶應の経済学部の教授は数学と近現代史の知識が不足していると経済学部の授業はやりにくいと言っていたことを思い出す。日本史、世界史の区別をなくして近現代史対象の記述式にしたいのだがと言っていたことを思い出す。管理人さんは若いのに近現代史に詳しいので説得力ある。

小学六年時の記憶なので不確かなのですが、当時の担任が海軍帰りの人でした。彼は我々生徒に向かって「日支事変」と呼んでいた記憶があります。つまり、戦中派にとってあの大陸でのイザコザは戦争ではなく事変だったようですよ。勿論太平洋ではなく大東亜戦争でした。

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