阿加多君の復活を祈る
劇的な試合となった慶明戦の第4戦。
当然、素晴らしいシーンもいっぱいありましたが、それは前の記事をご覧いただくとして、慶早戦を勝つ上で自分が必要だと思ったこと。
それは、阿加多君の復活。
この慶明戦でどんどん考え込んでしまったように見える彼は、今日はもう何が何だかわからなくなっているように見えました。
なので、ちょっと夜なべをしてこんなものを作ってみました。
いろいろと自分なりに気付いたこともあるのですが、まずはこの上下の写真を見比べていただければと思います。力むとこんな風になるんだなって感じで。
いつもの阿加多君が戻ってきてくれれば大丈夫だと信じています。
頑張れ!阿加多君。
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重い責任を背負い、いつもの笑顔で大復活して下さい!間を外されても、バットを当てにいかずに思いきり振りきろう♪今シーズンでも、そうした思いきりの良さが内外野の間に落ちる安打を生んでいます。
投稿: ファン | 2012年10月18日 (木曜日) 15:16
ファンさん
コメントありがとうございます。
そうそう、阿加多君は「笑いながら斬る」ことが出来る選手だと思います。チャンスなのになんであれだけ力まず打つ事が出来るんだろうか?っていつも思って見ていました。
しかし、この前の慶明戦では正直ガチガチでしたね。4番に座ったり、このカードの重みをよく知っていたり、プロも見えてきたりと、まあ力が入りやすい要素がたくさんありました。違う言い方をすれば、これは彼にとってまたとない素晴らしい経験であり、また糧となると思います。
今さらながらの写真解説ですが、右から数えて1枚目の写真、法政戦の時は頭が地面と垂直になっていますが、明治戦の時は投手側に突っ込んでしまっています。そのせいでか、法政戦では「人(ひと)」の字の形だったのが、明治戦では「入(いり)」の字の形になってしまっています。こうなってしまうとゆったりとボールを見る間が無くなってしまうように思います。
そして2枚目、法政戦の時に比べて明治戦の時の右肘の位置がすでに回転を始めて腰が開いてしまっていることがわかると思います。キャッチャーのミットの位置を見る限りコース、高さは同じようなところであろうにも関わらず。焦ってしまったことで別途のヘッドの位置は同じ時でも、すでに回転を始めてしまっていたことがわかります。突っ込んで、開く。まあ典型的な「力が入ってしまった」というものですが、これを阿加多君がすることは余り無かったので、興味深かったです。
3枚目以降は1−2枚目を受けた必然の結果と思います。ボールを見る間が無く、腰がすでに開いていてタメも作れず力も効果的に伝えられない体勢になってしまっていれば、そうなるし、なっていなければきっちり打てる。そういうことだと思います。
人間力を入れるな!というのがどだい無理な相談です。だからこそ、力が入るとどの部分がどう動きやすいのかを知れば、そのポイントを意識して行えばまた違う結果が生まれてくると思うのです。これは練習で学ぶことがなかなか出来ず、壁にぶち当たって初めてわかり、練習できること。つまり阿加多君はより一歩上に歩むためのヒントをこの慶明戦で貰ったと思うのです。
あと泣いても笑っても一週間。彼のバットから再びヒットが量産されることを祈って止みません。普通に打って振り切れば、きっと良い結果が出るはずです。
では、これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿: 管理人 | 2012年10月22日 (月曜日) 13:06