昨日の試合にて
書きたいことがあるのに、なかなか書けないのはストレスが溜まりますね。
それはさておき、昨日の試合を観戦していて、いろいろと印象深いシーンに巡り会いました。
時間も遅いので今回は1場面のみです。
それはイチローの第2打席。結果的には三塁内野安打の時です。
この打席で感じたのは2つのこと。
1)昨年の不振を踏まえて、今年のバットは昨年より軽いホワイトアッシュか何かを使って、スイングスピードを容易に上げることを選択したのでは?
最初の写真で見ると、割と芯に近いところでミートしているように見えるものの、2枚目でバットの上っ面が割れたというか剥がれたような形になって、3枚目4枚目でその破片が真下に落ちているのがわかると思います。メジャーの投手の球質の重さを感じると共に、ちょっと芯から外れただけで木目に沿って割れたのであれば、木としてはより軽木となっているのではと思うのです。こういった割れ方は余りお目に掛かりません。割れて飛んで行っていないことから、それだけイチロー選手がインパクトの時しっかりとバットを握っていることの証であるとも言えますが、やはりバットを軽くしたんだと思います。年齢、体力に合わせて柔軟に道具を選んでいるんだなあと一人思っていました。
2)内野安打の秘訣は打ち終わった後の身体の向きの問題?
今のイチロー選手はメジャーの中でずば抜けて足が速いという訳では無さそうです。11回に挟殺プレーになった時、簡単に追いつかれていましたし。それでも昨日ちゃんと内野安打を2本放っています。でも走り打ちをしているわけでもなく、しっかりと振り切っているのは上の写真からも伝わってきますよね。3枚目の写真の時振り切ったその場所が1塁方面に向かって正対している状態。そのまま4枚目、5枚目とスムーズに1塁に走り出す形になっています。足の速い選手は早くスタートを切ることを意識するよりは、振り切った時の身体の向きがしっかりと1塁ベースに正対するように日頃から練習することが大事なのかも知れませんね。
両方等も全く違うのかも知れませんが、自分としては何か良いことに気づいたような気がして。得心したように感じていました。やっぱり球場で見る野球は本当にいいですね。
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