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ああ、痛かった

いやあ、思ったより大変でした。

親知らず、それも横向きで歯茎の中で生えているものを取るのは初めてではありません。10年近く前に取ったことがあります。

前回は、周りに「大したことないよ、歯茎を切って隠れている歯を出し、木槌で歯を削って出やすいようにして、ペンチみたいな物で力づくで抜くだけだよ」と脅され、またまた〜と思っていたら、本当にそんな目に遭って、抜くのにも30分くらいかかりました。施術中、時間が経ったせいか最初そんなに痛くなかったのに段々痛みを感じてきて、これは自分の感覚がおかしいのか?と思っていたところ、先生から

「あれ?痛い??」

と言われ

「はい、ちょっと」

と答えたら、麻酔を追加してくれて、そうしたら痛みをほぼ感じなくなり、パキッという音で親知らずが取れました。

そして見せられた親知らずくん2号(1本その前に簡単なのを取っていました)は、かなり大きく成長していて、これはすごいなあと思ったものでした。

その時「もう1本やる〜?」と聞かれ、緊急性が無いならしばらくいいかなと思ってご遠慮しました。

それからしばらく経って、ようやく抜くことを決意したのですが、その後一般的な麻酔薬であるキシロカインにアレルギーを持っていることがわかったので、麻酔選びも慎重になり、では全身管理の出来る設備の整った総合病院がいいということになり、いつもお世話になっている東京医療センターで行うことに。

自分はてっきり全身管理と言っていたので、全身麻酔に近い物を利用するのだとばかり思っていました。

ところが、入院して説明を受けて。いざ施術という時になったら

「もどったらナースセンターに声をかけてください」

と言われ、なんだ普通に意識があるんだなあと思いました。

実際に普通に歯医者さんにある処置椅子で、身体の状況をモニタリングしながらの施術という形で、キシロカインとは違う麻酔薬を使って処置することに。

最初は痛みも感じず、順調な滑り出し。こっちも調子に乗って心の中で、

「そんなに長くいたんだから、ゆっくり出てくればいいさ」

と親知らず3号に語りかける始末。

ところが、段々痛みも感じてきました。これまた苦戦しているんだなあと思い、でもガマンすることは止めようと前の経験で賢くなっていた管理人は、さっさと左手を挙げて「痛いです」アピール。先生も麻酔を追加で打ってくれました。

でも、痛みが余り収まりません。先生も最初は

「ちょっとギシギシしますね〜」

なんておっしゃっていたのですが、段々と息も荒くなり、かけていただく言葉も

「もうちょっと頑張ってくださいね。」「痛いの、少しガマンして下さいね」「う〜ん、これはしぶとい」

といかにも苦戦ムード。こちらも呼吸を整えたり、まあいくらでもかかってこいといった心の余裕は消え去り、心の中でかけていた親知らず3号への言葉も、

「そろそろ出てきて頂けませんかね」「この角度に顎を向ければすぐ抜けるか」「はよ、出てこい」

と余裕がさっぱりなくなった言葉だらけ。

結局1時間30分くらいかかって、1本の歯を抜くという、かなり長時間の処置となりました。

何でも表面から根から、とにかく太っちょさん(by 先生)で、しかも隣の歯に絡みついていたらしく、取るのに難渋したそうです。前の時のように1本の歯では無く、粉々になった無数の歯のかけらの集まりって感じでした。

終わった後に聞くところによると、その薬はキシロカインより効きが穏やかで、昔は高齢者で心臓に負担を掛けたくない時に使っていた薬とのこと。う〜ん、そりゃあ痛みも感じるわけです。最後の方は縫っている時の糸すら、痛く感じるほどでした。

先生も1時間30分も力ずくであらゆる角度から引き抜こうとしては中断、削ってまた再挑戦を繰り返していらしたので、さぞや疲れたことでしょう。仕事とは言え、本当にご迷惑をお掛けしてしまいました。ありがとうございます。

そうして痛みと衝撃でフラフラしながらベッドに戻り、結構ずっと寝ていました。(日頃の睡眠不足を解消していただけかも)

夕食時くらいに熱を測ったら、処置前は36.1度でしたが、その時は37.1度。やっぱりそういうのって、熱が出るんですね。

すぐにロキソニンを頂き飲んだので、その後そんなに痛みは感じていませんでしたが、歯磨きをしたらかなり痛かったので、もう一回ロキソニンを飲みました。

明日は、回復してくれていればいいのですが、普通に考えると明日の方が腫れたり、痛みが出たりしそうだなあ・・・。とほほ。

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コメント

先日の祖父の法事の際に、叔父さんが歯科医をしていて、姉がやはり親知らずの事を聞いていました。幸いそのままでもいいよーと言われてホッとしていた姉。ちなみに、叔父さんはいやにニコニコしながら話してました(^-^;

そういえば、あの震災の日、そして、その後の計画停電は大変だったようですよ。最近の器具は発達しているので、患者さんを傷つけることはないようですが。。停電は予定表とにらめっこで予約を受けやっていたようです。
そういえば、あの時に被災地に歯ブラシが沢山送られましたね。阪神の経験が生きましたようですね。

さて、明日は、アンパンマン状態かもですね。ひとまず、お疲れさまでした(^^ゞ

メスを入れる。
本日14時から文部科学省で行なわれた会見。
日本の野球ファンの総意なんではないでしょうか?
会見場にいなくても『そうだ~』って皆、心の中で叫んでいたことでしょう!!

ところで、某スポーツ紙Hは報道してますが、NテレやY新聞は…アレ?

無事に手術終了とのこと、おめでとうございます。

皆様も親知らずにはいろいろ辛い体験をお持ちのようで…
私も、20代の頃に4本とも生えそろってしまい、かかりつけの歯科医の先生には「4本も生えそろっている人は珍しい」と呆れられ、「虫歯になったら抜きますよ」と宣告されていたのに40になる前に結局全部虫歯にしてしまって、計4回痛い目にあいました。
そもそも、生えるときもものすごく痛かったので、親知らずには最初から最後まで本当に悩まされたなぁ、と。

それにしても、歯というのは、実は全身の健康にも影響の大きいところだということがわかってきたようですね。
http://www.jacp.net/jacp_web/general/effect.html
息子がよくお世話になっている総合病院で、歯科にかかろうとしたら、歯科のみ診察券もカルテも別になっていて、吃驚したことがあります。他の科は共通になっていて、他科の診断や処方も全て見られるのに、不思議でした。他の病院がどういう仕組みになっているのかは知らないのですが、医科と歯科の間に垣根があったりするのであれば、困ったことですよね。

親知らずの抜歯は大変ですよね。歯の破砕、骨も削られたのですよね。釈迦に説法かもしれませんが、・・・・医師の診断書への詳しい記入が必須ですが、治療が骨まで達している場合は民間医療保険での給付対象になります。詳しくは加入保険会社のお客様相談窓口へ問い合わせられることをお勧めします。頂けるものは頂いておかれた方が良いと思い老婆心ながらコメント致しました。

黄色と黒は勇気のしるし♪さん

コメントありがとうございます。

お医者さんにも「ほぼ確実にかなり腫れます」と言われドキドキしていたのですが、一日が過ぎ、二日が過ぎ、三日が過ぎ、四日も過ぎ去ろうとしていますがどうやら腫れずに済んだようです。素晴らしい処置をしていただいたのだと思います。

今の医療は電気無しには成り立たないようになっていますね。全ての科において。よく原発事故を称して、経済的に豊かな生活を求めていたのが間違いで本当の豊かさとは・・・という論調を耳にしますが、ではこういった命に関わる部分についてはどうお考えなんでしょうか・・・。極端に話しを振るのでは無く、現実的にどうすればいいかもっと考えればいいのにと思います。

NテレビやY新聞はさすがにこの一連の騒動を報じないですね。でも考えて見ればただの内紛とも言えるわけで、そう考えると大したソース価値は無いのかも。そう考えるとNテレビやY新聞は賢明な判断をしたとも言えますね

あごらさん

コメントありがとうございます。

親知らずって、余りおおっぴらに話しませんが、結構みんな苦しんだ経験がありますよね。自分も親知らず4号がいるのですが、これは余り悪さをしないような位置にいるので、そのままおとなしくして貰っている方がいいかもと思っています。しかし、4本ともしっかり生えてきて、しかもみんな虫歯になるとは、それはそれは大変だったでしょうね。今更ですが、本当にお疲れ様でした。

また、リンクのご紹介ありがとうございました。歯周病ってこう見ると万病のもとですね。確かに体内に摂取する入り口なので、そこから何かが発生してしまえば身体に広がると言われれば、そうだろうなあと思いますよね。しっかりと口内環境を整えねば。

どうしても科毎に垣根があると言いますが、歯科は歯科大もあるくらい特殊な部分もあるでしょうね。東京医療センターは幸いに同じ診察券、電子カルテもお互いに見ることができたのでその点は安心でした。もっとも歯の周辺に大きなストレスを与えたら、やはりいつものジンマシンが出ました。これは皮膚科の範疇ですよねと聞き、内線で尋ねて貰うと、皮膚科の先生も出ると思っていたとのこと。だったら言ってくれればいいのに〜、なんて思ったりもしていました。

もうしわけありませんさん

コメントありがとうございます。

あ、なるほど!確かに入院もしたし、民間の医療保険の対象となりそうですね。自分は全労済なので、月曜日にでも聞いてみます。

貴重な情報、ありがとうございます!

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