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2011年11月

au電波改善計画第2章 -フェムトセルの導入へ

2年とちょっと前、こんな記事を書きました。

au電波改善計画

うちは13階なもので、電波の状況が悪いらしく、携帯で話すと、よく切れます。あのときはお越し頂いたものの周波数の問題もあり、アンテナを一本貰っただけで抜本的な対策はなされないままでした。

あれから2年とちょっと、気付いてみたら技術は進歩していました。

それがauフェムトセルです。

紹介文によりますと、

auフェムトセルは、ご自宅に設置する小型携帯電話基地局です。

携帯電話基地局からの電波が届きにくいマンション高層階や戸建など、ご自宅にauフェムトセルを設置することにより電波環境を改善します。

auフェムトセルのご利用は「auひかり回線」「ADSL one 回線」のインターネット環境または「ケーブルプラス電話 (※)」の契約があるご家庭が対象となります。

とのこと。ただこれを設置するには、再度電波状況を調査して貰わなくてはいけません。

と言うわけで今日その係員の人にお越し頂きました。

結果はやはり・・・、というところでしたが思っていたのとは内容が違っていました。

自分はてっきり電波が弱いためかと思っていたのですが、上層階は遮断されるものがないので電波の強さそのものは結構強いようなのです。実際に測定しても大変良好な電波の強さだったそうです。

ただ、上に辿り着くまでに干渉や混線などで、いわゆる汚い電波となってしまい、品質の悪い電波が来てしまうことで切れてしまっていたようなのです。単位はわからないのですが、通常0-10に収まっていないと安定した通信が出来ないところ、うちは0の時もあるが100の時もあるほど、電波の品質が良くなかったとか。

インターネットもauひかりなのでフェトムセルの導入は全く問題がなく、早速申し込んでおきました。

R0010723

届いて設置完了したら、また状況を書いてみたいと思います。

2011春、慶應義塾大学野球部の歩み

なんだか痛いお話しばかりで、読んで頂いても面白くないのでは?と思い、実は前からアップはしていたのですが、ちょっと控えめな場所にあった動画をご紹介させて頂きます。

これは優勝祝賀会で放映されていたビデオで少々見にくいかもしれませんが、春の塾野球部の歩みを映し出してくれているものです。もしかすると、少々時間が経ったら非公開にする(せざるを得ない?)かもしれませんので、どうぞお早めにお楽しみくださいませ。

あ痛たた その3

あ痛たた3
結局久しぶりの松葉杖生活に。なんでも靭帯が骨の一部を引っ張って剥離骨折も引き起こしたようです。

今月は痛みに耐える月だなあ…。

ちょっと癒されます

前段2つの出来事もあり、布団で失意(?)の中寝ていたら面白い動画が見つかりました。

いやあ、癒されました。自分は主に川崎球場でしたが、このある種独特の雰囲気が好きだったんですよね〜。

それにしてもこの時期の門田選手が盗塁するとは!

あ痛たた その2

今日現場で打合せをしていたのですが、ちょっと下に物を取りに行った際、足を踏み外してしまい、右足首を思いっきり挫いてしまいました。

最初に思ったのは、まずどんだけ痛いかを確かめねばと。と言うのも本当は今日から久しぶりに走ろうと思っていたので。ただ結構痛かったので、走るのは無理だなあなんて思いました。その後足首を色々な角度に動かしてみたところ、外側の筋が痛かったので捻挫だなと思いました。続いて体重を掛けてみて、余り痛みを感じなかったので骨折は無いかなと。

さすがに打合せ中だったので、余り痛がることも出来ず、本当は早急に冷やして固定すべきとはわかっていたのですが、そのまま放置して打合せを続けました。

ただ段々腫れが大きくなってくるのがわかったので、中座して近くの薬局に向かうも、残念ながら休日でお休み。仕方ないのでコンビニで氷を買い、冷やすことに。

そして何とか打合せも終わり、帰る時に再度足を見るとくるぶしの付近が結構晴れてこぶのようになっていました。

こうなればあとは固定して、冷やすしかありません。そんなわけで昼過ぎには仕事を上がって自由に過ごすつもりが、昼過ぎからは養生生活に・・・weep

取り敢えず今日はお医者さんもお休みだったので、明日行ってみようとは思っています。

あ痛たた その1

どうなることやらとつぶやいたピアノの発表会。やっぱり奇跡など起こる筈もなく、まあひどい結果に。

やっぱりちゃんとした練習が必要という、至極まっとうな教訓を得た発表会でしたcoldsweats01

ただ、自分の発表はともかく、人の演奏を改めて聴くというのは勉強になりますね。練習不足を差し引いても、自分は手首の位置が低く、指だけで弾いていることに気付きました。上手い人は、手首の位置が高く、音の強弱は手首、肘の動きで作っていることに気付きました。その後ちょっと練習してみたら、やはり音が違います。まあ、そういったことも考えながら、次回の発表会に備え、今度はしっかりとした練習を積んで迎えられるようにしなければと思った一日でした・・・。

どうなることやら・・・

今年もやってきました、年に一回のピアノ発表会。いよいよ明日でございます。

ほとんど練習もせずに教室にだけは通うという不良生徒を続け、曲を決めたのは6月にも関わらず、譜読みが終わったのが1週間ちょっと前という、かなり悲惨な状況。

今回の演奏曲は最近2年間のクラシック路線から変更して、Over The Rainbow(虹の彼方へ)。

ちょうどいろいろあったこんな年だからこそ、大雨の後に鮮やかにかかる虹のように、希望という名の虹の彼方へと歩いて行こうという意思を込めて弾く・・・、予定でしたが、まだ雨は降り続いており、虹がかかるどころではない状況。

やっぱり練習をしっかりやらないといかんと、毎年この時期になると反省しているので、進歩が無いです。

でもこの曲、本当にいい曲なんですよね。ちゃんと弾ければ本当に心地良く、心が優しくなるような曲になるんですが。

さて、最後の追い込みの練習をせねば。ことここに至れば練習あるのみ!あと残された時間は僅かですが、頑張ってみますcoldsweats01

「被災地の本当の話をしよう」を読んで

こちらの本のamazonでの紹介はこんな風になっています。

東日本大震災により市街地が壊滅した岩手県陸前高田市。

千人以上が犠牲となり、自身も妻を失った絶望的な状況の中、ゆるぎない信念をもって市民を導いた戸羽太市長が、震災当日の様子から復興へのシナリオまで、被災地の全容を明らかにする。

社会の関心が政局と原発に流れる今、日本復興のために絶対に忘れてはならない被災地の現実を真に理解できる一冊。

ヒゲの隊長・佐藤正久議員との対談も収録。

上記の通り、この本は東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市長が市に襲った悲劇、そして自らの妻をも亡くす過酷な状況下でどのように行動したのか、また被災後の関係各所の動きなども交えて記載されています。

ここで紹介されているエピソードでも唖然とするようなことが。

(なかなか瓦礫が処理できないでいる中で)そこで私は陸前高田市に瓦礫処理専門のプラントを作りましょう、という提案を県に出しました。そうすれば自分のところで、自分たちの判断でとにかく現在の何倍もの速さで処理することができるようになります。 ところが返ってきた答えは「いろいろな手続きが必要になるので、仮に建設にOKが出ても、建設開始までに2年は掛かります」というものでした。 こんな緊急事態だというのに、いちいち煩雑な手順を踏まなくてはならないとは! しかも「とにかく今の法律では無理です」と事務的に却下するばかりで「では、こういう方法はどうでしょうか?」という代案はいっさい出してくれません。

(なかなか日常生活品を買う商業施設ができない状況下で)本当だったらイオンや地元のスーパーを誘致して、大型の複合施設を作りたいところですが、今は使われていない農地を候補地に挙げたら、それは法律で規制されているとのこと。すでに農地に対して補助金を支払っているので、どうしてもそこに店舗を作るのであれば、支払い済みの補助金を返済しろ、というのです。

(忙しい最中、国会議員が来たので玄関に向かうと)「市長、ここで写真を撮ろう」その方は被害状況や復興の進捗などひとことも聞かず、市役所の看板が入るところで私とのツーショット写真を撮ると、そのまま、まっすぐ帰ってしまいました。

(震災直後、ガソリンが大変不足し、家族を捜すための車のガソリンも無い中)さすがにこんな状況が長く続いては耐えられない、とかなり強い調子で国に対してお願いしたところ、なんとかガソリンが届いたのですが・・・、それを自衛隊の方が給油しようとした瞬間、「このガソリンは他の省庁から出ているものだから、自衛隊が給油したらダメだ。運ぶところまでは認めるけど、自衛隊にノズルを触わらせて(ママ)はいけない!」というお達しがあったのです。

国の対応というのは一事が万事、こういった感じで、とにかく融通が利かないのです。

とまあ・・・、かなりなものです。

多分ここで紹介されている方々も、職務に対して忠実で、責任感をもって仕事に取り組まれているのでしょう。ただ、やはりどう見ても、「何か大切なことを忘れてはいないか?」と言いたくなるような話しばかりです。

前の本の感想でも書きましたが、自分が責任を問われない範囲では、誠意を持って取り組もうとするし、実際そうされている方は多いと思います。ただ、自らの責任が問われる、リスクを伴う決断というのは避ける傾向が我々にはあると思います。

昔日本の軍隊を評して、「兵隊は素晴らしいが、指揮官はダメだ」と言われていました。今も「被災者一人一人の規律を持った節度ある態度は素晴らしいが、政治家はダメだ」みたいな論調があります。

そう思います。

ただ、それは個人的資質によるものでは無く、我々の特性では?とも思うのです。

つまり自分が責任を問われることのない立場で、与えられた役割をしっかり果たすという面において、我々はコツコツと、しっかりやり遂げるモラルの高さ、忍耐力の高さ、誠実な部分を持っているのだと思います。

但し、自らの責任を問われる立場に立つと、どうしても腰が引けてしまい、今までの規則に囚われるか、コンセンサスの形成に走ってしまう傾向にあると思います。

決断が必要な時、殆どの場合ではメリットもデメリットもあり、どちらを決断するにしてもそこに合理的な理由はあると思います。そして反対意見の人もまた必ずいて、その人達の反感を買うこともまた、多々あると思います。

でも決めないと、何もしない、出来ない。その結果、ただ事態が悪化する一方に繋がると思うのです。

最初に挙げた我々の良さというのは当然大事にしたいところです。そして、その上でリスクを伴った決断を出来るように個人的な修練、そして教育でもそういった訓練をしていくべきではないかと思うのです。

サッカーの元日本代表監督のイビチャ・オシムさんも下記の本でこう言っていました。

ピッチで指示を待ち続けていたら、試合には負けてしまう。私が望んだのは、対戦相手のことを考え、敵にとって危険な地域に進入していくプレーだ。

リスクを負わないチャレンジはない。そういう日本人に欠けている哲学の部分を埋めたいと考えていた。



そうです。まさに「考えよ!」だと思うのです。今の日本の状況では。


話しを元に戻します。

この本は、しかし、絶望的な話しばかりではありません。そういった状況下で、いかにして立ち上がろうとしているか、戸羽市長の奮闘振りと自らの考えが多々綴られています。

そして最後はこういった文章で締めくくられています。

誰の目から見ても、陸前高田市が復興したと認められる日がやってきたら、私はまた高台に立って、町を眺めることでしょう。空の上にいる妻と一緒に。

「久美、陸前高田の町はお前が暮らしていた時以上に住みやすく見えるか?俺がやってきたことは正しかったか?あの日、助けてやれなくて本当にごめんな。怖かっただろう。これで勘弁してくれるか・・・。」

その日がやってくるまで、前だけを見つめて、市民の方たちと手を取り合って、復興に全力を注いでいきます。

そうなることを自分も切に願います。被災地の実態が垣間見え、そしてわれわれ日本人の特性をも考えさせられる一冊でした。

「決断できない日本」を読んで


書こう書こうと思っていながらなかなか書けていない最近読んだ本シリーズ第2弾です。ちなみにその後、「被災地の本当の話をしよう ~陸前高田市長が綴るあの日とこれから~ (ワニブックスPLUS新書) 」と続き、趣旨としてはまさにこの本のタイトルの通り「決断できない日本」という観点から感じるところのあった本たちという流れです。

こちらの本のamazonに掲載されていた紹介です。

「沖縄はゆすりの名人」報道で解任された 国務省元日本部長の爆弾告白 アメリカから見た「日米同盟の真実」

 「沖縄はごまかしとゆすりの名人」と発言したと報道され、国務省日本部長を更迭されたケビン・メア氏。国務省きっての日本通であるメア氏は、本書でまず共同通信記者による歪曲報道の実態に反論します。なぜ、こんな記事が掲載されたのか、そのプロセスを詳細に追跡していくと、ワシントンにいる反基地運動の日本人女性弁護士の存在が浮かびあがります。さらに彼女と「ゆすりの名人」発言を証言したアメリカン大の学生たち、記者との不可解な連携。沖縄基地問題のキーマンであったメア氏が、反基地運動グループの仕掛けた日米間のトラップに嵌まっていくさまが浮き彫りになっていきます。
 実はメア氏は東日本大震災の折り、米軍と自衛隊による「トモダチ」作戦のタスクフォースでロジスティック担当(調整官)を務めていました。原発事故発生直後、東電から「真水を運べないか」といわれたこと、菅政権の事故対応の拙劣さに驚き「駐米大使を呼び出した」ことなど、内部にいたものしかわからない新事実を明かしています。さらに、「トラスト・ミー」と言い放った鳩山政権の迷走ぶり、沖縄の普天間基地はなぜ合意から15年も経って返還できないのか、沖縄に潜む「補助金システム」の弊害、そしてその沖縄を狙っている中国政府の動き、日本の核武装に対するアメリカ政府の姿勢などなど、これほどホンネをぶちまけた外交官の内幕話は他に例がありません。
 「愛した日本でいちばん嫌われた外交官」による爆弾告白。これまで報じられなかった「日米同盟」の真実が見えてくると同時に、問題に対して皆のコンセンサスを重んじるあまり「決断できない日本」の現状を鋭く指摘しています。

内容はまさにここに書いてあるとおりなんですが、とにかく唖然とするような話しの数々が登場します。

是非、日本人(政府とかではなく、我々が持っているもの)がもっている弱点の一端を見る上でもご覧になることをお勧めします。

さらっと冒頭に紹介されていた東日本大震災時の原発事故関連のところをご紹介します。

東日本大震災発生の翌日に東京電力から(日本政府ではありません)在日アメリカ大使館に入った「在日米軍のヘリは真水を大量に運べないか」という問合せがあって、深刻な事態になっていることがわかったのと、東電がまだ原子炉を温存したいという意図があったこと。

福島第一原子力発電所のメルトダウンの状況がわかりかけている時に原子力発電所には50人しかいない。つまり1日二交代制として原子炉一機につき4人で見ているという体制になっていることに対して、政府がどう考えているかわからない

大津波襲来による電源喪失から一週間が経過したその日、日本という大きな国家がなし得ることがヘリ一機による放水に過ぎなかったことに米政府は絶望的な気分さえ味わったのです。

私は正直なところ、菅首相は原発事故の責任を取りたくないばかりに、事故処理をあくまで東電の問題としたフシがあると思っています。だが、東電任せにするのは酷。なぜなら東電は発電事業者であって、巨大過酷事故が起きた場合の事故処理の能力は乏しいからです。

こうなっている理由にいわゆる平和ボケから危機対応能力が衰えているのではとも思う。

放射能に汚染された瓦礫・泥を収容するキャスク(輸送・貯蔵容器)が大量に必要になる。日本政府・東電ともどう調達するかまったく決めていない。アメリカのライセンス生産も選択肢の一つだが、保安院はライセンス移転に3〜4年かかると主張している。

(今のところ戦略的計画は東電のロードマップのみだが)原子力産業に勤務する知人は希望は計画ではないと言って苦笑するばかりだった。

原発事故発生後数日間、日本政府も東電もアメリカの助力は必要ないといった態度だった。実績も多く、技術面でも日本の方が優っている思いがったのかも。妙なプライドが邪魔することも。

ただ当初の日本側の強気の構えはその後一変する。そうすると今度はアメリカへの依存心が急激に強まったかのよう。日本政府からアメリカに米軍の特殊部隊の投入を要請されるという噂も。ただ、特殊部隊の任務は汚染された地域から負傷者を助け出すといった任務。

以前原発へのテロを日米で協議した時、日本の原発警備の手薄さに驚き、銃で武装した警備要員の配置の必要性を指摘したところ、日本政府当局者は「日本の原発に銃で武装した警備員は必要ありません。なぜなら、銃の保持は法律違反になるからです」と答え、唖然とした。

事故発生からまもなく、アメリカから支援リストを日本政府に送った。そうしたら山のような質問事項が来た。例えば無人ヘリがリストに入っていたが、細かな性能等の諸元について、また放射能に汚染された場合の補償のありかたなど。そんな細かいことを聞いて時間を浪費するより前に、まず使用することがあのときは必要だったのでは?

国務省や国防総省の仲間達は「決断しないことが決断になる」と言ってコンセンサスばかり重視して、決断しない日本の指導者達を批判することが少なくない。

といった話しから始まり、沖縄での話し、トモダチ作戦の話しなどが続きます。

本当であれば、通常時には決まりをしっかりと守り、緊急事態には行動することを最優先すべきです。孫子も「兵は拙速を尊ぶ」と言っているとおりです。

但し、我々日本人は緊急事態に直面した時、どうしても個人の責任を追及されることを恐れ、逆に何かの決まり・コンセンサスに頼ろうとしてしまう傾向が強いと思います。これは何も今に限ったことでは無く、太平洋戦争中も、日中戦争(正しい用法かはわかりませんが)中も、日清日露でさえもそういった傾向が見受けられます。

でも、事態が動いている時、そんなことを待っていたりすれば、事態は悪化する一方です。

これまた後で書こうと思っている題材ですが、今のTPP騒ぎは昭和初期の海軍軍縮会議にかぶるように感じています。

決断できない日本はいつまで続くのでしょうか・・・。


『レイテ決戦』を読んで

とある人に薦められて読んだ本でしたが、一気に最後まで読み切りました。

本の帯にはこう記されています。

なぜ日本軍は惨敗を喫し、崩壊したのか―新視点で捉えた“日米激突”の全貌!最後の日米決戦となった史上最大の戦いを、日本人とアメリカ人の思考、行動の差異、データを対比して徹底研究する。

レイテ決戦とは太平洋戦争における海上での最大規模の、そしてその後の戦いの帰趨を決した海戦ですが、いかにして立案され、そしてどのような経過をたどって日本が敗北したか組織論からアプローチした本です。

そもそもこの戦いは、米軍がフィリピンに迫り来る中、台湾沖航空戦で全くの誤報による大戦果(4日間の戦いで、米空母部隊がほぼ壊滅したかのような話し)を元に海軍は敵艦隊の壊滅を、陸軍はルソンで迎撃をする予定から急遽レイテ島に出て決戦を行い、米上陸部隊に一大打撃を加える意図で行われた作戦ですが、結果は惨憺たるmono
に終わってしまいました。それは大前提であった米機動艦隊は殆ど無傷だったからであり、海軍はしばらくしてそれが誤報であることに気付くもそのまま内密にし、陸軍も一部で戦果を疑ったものの結局それをベースに作戦を立てたからです。

そして歴史的に有名な栗田艦隊の謎の方向転換も起こっています。

これを読むといかに官僚組織的なものが、事態がどんどん進展していく有事に対して無力であるかがわかります。

ここに言う官僚組織的なものとは

・前例主義
・自らの責任での意見具申を行わない
・同僚の失敗をかばう
・手続き上の不備に固執する
・自分がいかに失敗の責任を負わないようにするかに汲々とする

つまりリスクを取って自ら決断することをしないということが、合理的な判断をさせないでいるのです。組織の面子を気にすること無く早く誤報であることを共有できたら、また用意してきたルソン迎撃戦のままで戦闘を行えたらどうなったか?硫黄島とは比べものにならないくらいの準備をしていたルソンでの戦いはまた違った様相を呈したかもしれません。

またマッカーサーが「勝利はいまや栗田提督のふところに転げこもうとしていた」と回想していたことから、自分もあそこで反転せずにいたらとよく思っていましたが、筆者が「例え突入していたとしても、事前の陸軍との打合せで艦砲射撃は同士討ちの恐れもあるのでやめてほしいと言われていたことから輸送船団の砲撃のみとなり、すでに陸揚げがほぼ終わっていた状況では意味が殆ど無かった」という意見にも目からうろこが落ちる思いでした。アメリカ軍はすでに戦艦の運用を空母の護衛と、陸上への砲撃に主眼を当てていたのに対し、日本軍は伝統的に持っていた思想、艦隊決戦用に用いることを主眼としていましたから。これまた兵器のその時々の状況にあった運用ができていなかったことに他なりません。

このように官僚主義的な組織が引き起こした残念な状況は、この時の日本軍にのみ顕著な状況であったわけではありません。どうしても我々日本人は、リスクを取って自ら決断することが苦手な民族のように感じます。次にご紹介する予定の本もそんなことに触れられたものです。

そもそも食糧自給率って?〜TPPに関連して

親知らずの手術から1日が経過しました。

左側の歯で噛む分にはご飯も大丈夫ですが、右側にまぎれこむとこれがまあ痛いこと。改めて普通にご飯を美味しく食べることが出来ることへのありがたさを感じます。お百姓さんに感謝せねば。

さて、そんなお百姓さんを痛めつけるとして大反対されているTPPに、今日野田総理大臣が交渉参加を表明しました。

そんな時によく出てくる言葉が「このままでは日本の農業が壊滅してしまう」といった類の物。

そして食糧自給率が40%近くで、穀物自給率に至っては28%(2007年)となっているところで、更に自給率が低くなれば、食糧安保の観点から見ても由々しき事態である!といった論調。

さて、ここで出てくる食糧自給率ってそもそもどういった計算式だかご存知でしょうか?

この食糧自給率とはカロリーベースで計算されています。ちなみにカロリーベースで計算しているのは日本だけという奇妙さ。このカロリーベースの計算は下記の通り。

国民1人1日当たりの国内生産カロリー÷国民1人1日当たりの供給カロリー(これは、国産供給カロリー+輸入供給カロリー+ロス廃棄カロリーの合計)

なのです。生活を維持するのに必要な食料の量ではなく、輸入分やロス分も含め国民に供給されるカロリー全部を分母にしています。これでは国民が餓死しようが輸入が0であれば食糧自給率は100%になるという代物。ちょっと長くなりますが、wikiでの問題点の提示の部分を掲載します。

食料自給率の問題点 (From WIKIPEDIA)

雑誌「農業経営者」によれば[1]、カロリーベースで見た日本の食料自給率の低さが問題とされ、多くの国民の心配事となっているがこの自給率推計には以下の多くの問題点があるとする[19]。

まずカロリーベース総合食料自給率は分母が国民に供給されている食料の全熱量合計であり、分子が国産で賄われた熱量で計算される。国民が健康を維持する上で必要なカロリーではなく輸入も含め国民に供給されている食料の全熱量合計であるため、国内の農業生産が変わらなくても輸入が減ると自動的に自給率が上昇することとなる。輸入が途絶えると終戦直後のような食糧難となり多くの日本人が栄養失調や餓死することになるが、自給率は計算上100%となる[19]。

また分子の計算は畜産物については、国産であっても飼料を自給している部分しかカロリーベースの自給率には算入しないこととしている。しかし、畜産に飼料が必要なように穀物野菜果物の生産に肥料が欠かせないのだが、この肥料の自給率は一切考慮されていない。農家の経営を効率化させるために稲作から果実や野菜などに転作した場合、園芸作物は一般にカロリーが低いため農家総収入が増える場合でもカロリー自給率は低下する[19]。

さらに、上記「主要国の食料自給率」でも取り上げたが各国の自給率は日本の農水省が独自に推計したものであり、日本を除く海外諸国はカロリーベース総合食料自給率の計算をしていない。雑誌「農業経営者」がこの計算方法について農水省に取材したところ、「食料安全保障の機密上出せない」との回答があった[19]。

また、分母の「国民1人1日当たりの供給カロリー」とは、国産供給カロリー+輸入供給カロリー(ともに可食部)をもとに日本の人口で除することで算定されているが[20]、現実の食卓では「小売店の店頭にならびながら」「食卓にのぼりながら」廃棄されてしまう食材量(カロリー)が相当数にのぼり廃棄した食品が多ければ多いほど食料自給率が低くなるような仕組みとなっている[19]。

実際、近年、廃棄されている食材は、年間900万tに及び、食料自給率の計算の分母となる供給カロリーは2573kcal(2005年)であるが、日本人が一日に摂取する平均カロリーは1805kcalであり、それ以外の768kcalは食べられることなく廃棄されている。分母を摂取カロリーとして食料自給率を「国民1人1日当たりの国産供給カロリー(1013kcal)÷国民1人1日当たりの供給カロリー」として計算しなおすと日本の食料自給率は56%[21]であり、果たして日本の食料自給率が国際的に本当に低いのか疑問が残る[1]。

経済学者の野口悠紀雄は[22]、食料自給率の向上と言う政策は経済学的には無意味である上、そもそも現代日本農業 では原油 が絶対的に必要であり、エネルギー自給率が4%しかないのに、カロリーベースの自給率に政策的な意味など持ち得ないとする。そしてこの政策は高い関税率を正当化するための詭弁であり、それにまんまと乗せられている人は、「誠に愚か」と酷評している。

食料の安定供給と食料自給率との関係にも疑問が提示されている。たとえば2008年度中に食糧暴動のあった国と、穀物自給率(カロリーベースの食料自給率は農水省が自己の政策に都合のいい結果が出る国についてしか算出していない)との関係はほぼ無関係である[23]。また日本の歴史においては飢饉にもっとも弱いのは、天候不順に直撃された自給性の強い農村であり、都市部や、農村部でも商品作物に依存する村では、金を持っているので食料には困らないという研究がある[24]。現代にあっても飢饉にさらされるのは主として農民であって、より広い地域からの食糧調達が可能な都市民はそれほどでもない。この論によれば食料自給率を高めるのは食料の安定供給にはむしろ逆効果であるという結論が得られる。

かように問題がある数値なのです。更に普通に考えてカロリーベースの場合、八百屋さんに並んでいる野菜はかなり不利ですよね。低カロリーですから。穀物、肉、乳製品などいかにも輸入が強そうなものはカロリー高いですし。更に発表されていない他国のカロリーベースをどうやって計算したかと農水省に聞くと「食糧安保上の観点から答えられない」とは・・・。

日本の農家が大変だとか、地方の農家が疲弊しているという論は正しいと思いますが、それは外国から安いものがたくさん輸入されているからでは無く、既得権益にがんじがらめになっているからという側面が強いと思います。例に挙げれば農地法。土が一定割合以上無いと農地と認められないとか、転用に対する厳しい制限とか、現状を変えるには大変な労力が必要になっています。その上若い労働力がなかなか農業に定着せず、労働者の高齢化が進み、更には小規模の農地が大多数が故の構造的問題ではないでしょうか?

つまり農業という産業をどのように力づけていけばいいかを考えて居るのでは無く、今ある農業の既得権益を脅かされないように、自給率を敢えて低く見せ、そしてTPPにも強硬に反対しているように見えてしまうのです。

今の政治は余りにも支持団体の意向を気にするが余りに、合理的な判断を一向に下せないでいるように見えてなりません。選挙に落ちたらただの人という、余りにも経済的・身分的に不安定な状況が、国の行く末を考える前に自分の生活といった矮小化された行動に繋がっているように見えてならないのです。

こうなると一層のこと、代議士になるためには一定の試験を通ることが必要で、その試験に受かれば生活に困ることは無いようにした上で、政策論争を磨くようにするといった具合にならないものかとすら思ってしまいます。昔貴族が政治に携わっていたのもわかる気がします。自分の日々の暮らしに困っていると、どうしてもしがらみを気にせざるを得ませんからね。とは言え余り世間から超越してしまい民の心がわからなくなってしまっても、政治は成り立たないでしょう。なんとも難しいものですね。


ああ、痛かった

いやあ、思ったより大変でした。

親知らず、それも横向きで歯茎の中で生えているものを取るのは初めてではありません。10年近く前に取ったことがあります。

前回は、周りに「大したことないよ、歯茎を切って隠れている歯を出し、木槌で歯を削って出やすいようにして、ペンチみたいな物で力づくで抜くだけだよ」と脅され、またまた〜と思っていたら、本当にそんな目に遭って、抜くのにも30分くらいかかりました。施術中、時間が経ったせいか最初そんなに痛くなかったのに段々痛みを感じてきて、これは自分の感覚がおかしいのか?と思っていたところ、先生から

「あれ?痛い??」

と言われ

「はい、ちょっと」

と答えたら、麻酔を追加してくれて、そうしたら痛みをほぼ感じなくなり、パキッという音で親知らずが取れました。

そして見せられた親知らずくん2号(1本その前に簡単なのを取っていました)は、かなり大きく成長していて、これはすごいなあと思ったものでした。

その時「もう1本やる〜?」と聞かれ、緊急性が無いならしばらくいいかなと思ってご遠慮しました。

それからしばらく経って、ようやく抜くことを決意したのですが、その後一般的な麻酔薬であるキシロカインにアレルギーを持っていることがわかったので、麻酔選びも慎重になり、では全身管理の出来る設備の整った総合病院がいいということになり、いつもお世話になっている東京医療センターで行うことに。

自分はてっきり全身管理と言っていたので、全身麻酔に近い物を利用するのだとばかり思っていました。

ところが、入院して説明を受けて。いざ施術という時になったら

「もどったらナースセンターに声をかけてください」

と言われ、なんだ普通に意識があるんだなあと思いました。

実際に普通に歯医者さんにある処置椅子で、身体の状況をモニタリングしながらの施術という形で、キシロカインとは違う麻酔薬を使って処置することに。

最初は痛みも感じず、順調な滑り出し。こっちも調子に乗って心の中で、

「そんなに長くいたんだから、ゆっくり出てくればいいさ」

と親知らず3号に語りかける始末。

ところが、段々痛みも感じてきました。これまた苦戦しているんだなあと思い、でもガマンすることは止めようと前の経験で賢くなっていた管理人は、さっさと左手を挙げて「痛いです」アピール。先生も麻酔を追加で打ってくれました。

でも、痛みが余り収まりません。先生も最初は

「ちょっとギシギシしますね〜」

なんておっしゃっていたのですが、段々と息も荒くなり、かけていただく言葉も

「もうちょっと頑張ってくださいね。」「痛いの、少しガマンして下さいね」「う〜ん、これはしぶとい」

といかにも苦戦ムード。こちらも呼吸を整えたり、まあいくらでもかかってこいといった心の余裕は消え去り、心の中でかけていた親知らず3号への言葉も、

「そろそろ出てきて頂けませんかね」「この角度に顎を向ければすぐ抜けるか」「はよ、出てこい」

と余裕がさっぱりなくなった言葉だらけ。

結局1時間30分くらいかかって、1本の歯を抜くという、かなり長時間の処置となりました。

何でも表面から根から、とにかく太っちょさん(by 先生)で、しかも隣の歯に絡みついていたらしく、取るのに難渋したそうです。前の時のように1本の歯では無く、粉々になった無数の歯のかけらの集まりって感じでした。

終わった後に聞くところによると、その薬はキシロカインより効きが穏やかで、昔は高齢者で心臓に負担を掛けたくない時に使っていた薬とのこと。う〜ん、そりゃあ痛みも感じるわけです。最後の方は縫っている時の糸すら、痛く感じるほどでした。

先生も1時間30分も力ずくであらゆる角度から引き抜こうとしては中断、削ってまた再挑戦を繰り返していらしたので、さぞや疲れたことでしょう。仕事とは言え、本当にご迷惑をお掛けしてしまいました。ありがとうございます。

そうして痛みと衝撃でフラフラしながらベッドに戻り、結構ずっと寝ていました。(日頃の睡眠不足を解消していただけかも)

夕食時くらいに熱を測ったら、処置前は36.1度でしたが、その時は37.1度。やっぱりそういうのって、熱が出るんですね。

すぐにロキソニンを頂き飲んだので、その後そんなに痛みは感じていませんでしたが、歯磨きをしたらかなり痛かったので、もう一回ロキソニンを飲みました。

明日は、回復してくれていればいいのですが、普通に考えると明日の方が腫れたり、痛みが出たりしそうだなあ・・・。とほほ。

明日は入院です

最近コメントの更新どころか、記事の更新も滞っていて申し訳ございません。

さて、タイトル通り、明日(正確には今日ですね)入院することになりました!

と言っても、親知らずを抜くためで1泊2日の予定ですがsweat01

親知らず如きで大袈裟とも思いますが、自分は前に書いたことがあるかも知れませんが、キシロカインという一般的な麻酔薬に対してアレルギー反応があるらしく、一回キシロカインを塗ったら血圧が70台まで急降下して緊急入院をしたことがあるのです。その話しを歯医者さんでしたところ、全身管理のできる病院でやったほうが・・・、ということで入院して手術することになりました。

さあ、ようやく明日はブログの返信やら記事が書けるぞ!と楽しみにしております。

それくらい元気があればいいのですが。

しばらく固い物が食べられなくなりそうなので、今日はなんこつの焼き鳥を食べました。もう心残りはありません。

ではっ!

NHKにいました

NHKにいました
うちの若手大工さんがラジオ番組に出るので、付き添いでスタジオまで入りました(汗)

なんと!

傷心の中のぞいていたら、こんな記事が!!


阪神、来季ドラフト候補に慶大・福谷(From Sanspo,com)

阪神の来季ドラフト候補選手として、慶大・福谷浩司投手(3年)=横須賀高=がリストアップされることが30日、明らかになった。この日の早大戦に先発し、6回8安打2失点。MAX145キロだった。(続きはこちら)

2年連続?

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