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自分だったら絶対に悔しい

ちょっとつぶやいた記事の中にこんなことが書かれていました。

 じつは昨年10月20~21日に、福島第一原発事故と似たケースを想定した「原子力総合防災訓練」が実施されていた。静岡県御前崎市にある浜岡原発3号機において、相次ぐ故障により原子炉のすべての冷却機能が喪失し、放射性物質の放出のおそれがある事態を想定したものだった。菅首相も訓練に参加している。

 訓練で使われた避難地図では、同心円状ではなく、原発から風下方向に扇形に避難区域・屋内退避区域が指定されている。菅首相がこの訓練を生かしていれば、原発事故への対応はかなり違っていたはずだ(浜岡原発3号機の「防護対策区域」参照)。

Photo2

原子力総合訓練を記憶していない菅首相

 驚くべきことに、菅首相は自分が参加していたこの訓練のことを覚えていない。4月18日の参議院予算委員会で自民党の脇雅史議員に質された菅首相は「記憶にない」と答えている。

脇議員 去年の10月20~21日に、非常に大事な催しがあったわけですが、このことはご記憶ですか、総理。
菅首相 突然のご質問ですので、何を指されているかわかりません。
脇議員 じつは、この日は原子力総合防災訓練というのをやっていらっしゃるんですね。菅内閣総理大臣を本部長として総合防災訓練をされていた。そのときに、どういうテーマで訓練されたか覚えていらっしゃいますか。
菅首相 詳しい内容については記憶しておりませんが、やはりこうしたいろいろな地震等を想定したことではなかったかと思っております。

私は別に東京電力さんとは何の関係もありませんが、今回の事故に対して殊更に東京電力の責任のみを声高に言う風潮には強い疑問を抱いています。

例えば私は建設業に従事していますが、有名なところでは石巻にあった合板工場が津波被害に遭い、その後の復旧需要とも相まって、建設現場に思うように合板が入らず、工期の遅延が生じたり、余分な手間をかけなくてはいけなくなっています。
これだって、「マグニチュード9の地震は想定できた」という今の論理でいけば、何をやっているんだ!合板会社は責任を全部負うべきだ!と言ってもいいわけです。

昨日、NHKスペシャルの再放送で巨大津波についてのものが流れていましたが、あの中で「津波警報が解除されていないにも関わらず、避難場所から戻り危うく難を逃れた」人たちの話が紹介されていました。彼らだって「警報が解除されていないのに何をやっているんだ!」と言えなくもないわけです。

後から考えてみればあり得ない話しでは無いにしても、残念ながらその時想定していなかったことに遭遇した時、人間なかなか合理的に動けるものではありません。勿論反省すべき所もあっただろうし、勿論結果責任というものもありますが、あそこまで徹底的に叩かれるようなほどひどい動きを東京電力はしていたのだろうか・・・?といつも疑問に思ってしまうのです。「土下座しろ!」とどうして言えるのでしょうか?しかも被災者で無い人まで。


それと比べて上記の記事は趣を異にします。

想定場所は違うにせよ、同じような事故の想定の訓練を5ヶ月前にやっていたことがさっぱり活かされていない、それこそ訓練のための訓練となってしまっていたからです。浜岡原発の防護対策区域の地図をよくご覧になってください。今回の原発事故と同じような形をしているではないですか!

この訓練が最後どのような形を目指したものなのか。例えば避難が無事完了したところで終わりなのか、それとも原発をなんとか冷温停止にする作業をするところまでで終わりなのかわかりません。でもその訓練ですくなくとも避難区域の指針が出ていた。

しかもこれまた有名な話になりましたが、発生当初から気象庁で放射性物質の拡散のシュミレーションが為されていたにも関わらず公表せず。そして単純な同心円状での避難区域設定。実際に後で測定したら、シュミレーションとほぼ同じだったという結果。

これはどうにもならなかった訳では無いと思います。事前に有用なシュミレーション、そして現実にデータが手元にあったにも関わらず、なんら有用な対策を打てずに今に至っている現実に対して、当人達からも、そして周りからも恥じらいを感じられないのが不思議で仕方ないのです。まだ東京電力の首脳陣の方が憔悴しきった様相です。

もし自分がその立場で、その訓練をしていたにも関わらず、今回のような対応をしてしまっていたら、絶対に悔しいし後悔しても仕切れないほどだと思うのです。

確かに物事に結果は付きもので、その結果は運不運に左右されることも多々あります。ただだからと言って過程を無視するわけにはいきません。いかに、より効果的な判断を下す過程をたどっていけたかどうかは、どんな立場、どんな場面であっても振り返って、反省すべき事だと思います。この前の走塁の記事でも判断基準にこだわった書き方をしたのは、その判断をどうやって下そうとしていたかによって、同じ決断だったとしてもその意味合いは大きく違うんだ!ということを言いたかったからです。

訓練の際にはどんな心構えで臨むべきか?実際に緊急事態が起こった時、何を判断基準とすべきか?と言った部分にに話しが行かず、お涙頂戴か東京電力がいかに悪いかといった話ししか出てこないのか?我々の国が危機に直面した時、どのような判断基準で動けば良いのかをもっと考えなくてはいけないし、政治家はもちろんそうなるようマスコミなどももっとしっかりとした考えを持たなくてはいけないと思うのです。


新聞の責任 被災地再建を報道で支えたい(5月11日付・読売社説)

う~ん、このままじゃ戦争報道で一躍新聞各紙が部数を伸ばした戦前と変わり映えがしませんねsweat01

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コメント

もしかして管理人さんが忙しすぎるのも
工程の遅れとか契約の変更とか
間接的被害?

北茨城では家屋損壊の資金に
義捐金を配分するとか?

公平という観点から言えば、
これまで自然災害に会った人にすべて
配分すべきだろう?

前原さんの動き、不可解なり。
菅さんの続投支持が社民党とは?

菅さんの専門家、専門家ではない
という状況に応じたコロコロ変化、
やはり
この人ではダメという気にもなるが・・・

では誰がいいのか?

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