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大相撲技量審査場所8日目

さて、先ほどちょっと投稿したように、今日は取引先の方に頂いたチケットで大相撲技量審査場所8日目を見に行ってきました。しかもその席は維持会員席というなんともすごい場所。大変なる迫力を感じてきました。

どれくらいすごいかと言うと、

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いやあ、力士が飛んでくるんじゃ無いかと思っちゃうくらい


さて、まずは外の国旗と協会旗は半旗。東日本大震災への犠牲者の方への追悼の意を表しているのでしょう。

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入り口には大きく注意の文字が。やっぱりこの場所の位置づけと重さを感じます。

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今回はあくまで技量審査なので、お茶屋さんは一切営業しておらず、暗いままです。食べきれないほどお弁当を出していたのがウソみたいです。

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さて、十両の取り組みでは審判員席に貴乃花親方が座っていました。他の人も他の三方や次回以降に座っていましたが、貴乃花親方は別格でした。微動だにしないのです。彼は自分の美意識の中に生きることが出来る人ですね。その姿には一種の神々しさを感じました。

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中入り後の幕内力士の土俵入りです。行司の姿勢に様式美を感じます。

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ちなみに場内アナウンスをしている人はこの写真の手前の人です。こんな風にしてアナウンスしていたのがちょっと意外でした。

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そしていよいよ横綱白鵬の土俵入り。彼の姿も又独特の緊張感を感じさせます。

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さて、力士が塩をまくとこんな風に見えます。

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これは今場所の成績如何では大関取りも夢では無い稀勢の里と波に乗りきれない豊真将。

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互角の立ち合いの後、攻めに攻める稀勢の里ですが、土俵際で押している際に身をかわされ、

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そのまま土俵下まで落ちてしまい万事休す。痛い1敗です。

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続いては大関把瑠都。豪風との取り組みです。

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立ち合いの瞬間です。

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しっかり受けた後、

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豪快にひきおとして面目を保ちます。ちょっと舌禍事件を起こしたりしていますが、少なくとも取り組みを見ていると真剣そのもでした。

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続いては自分と同じ歳の魁皇。安美錦との一番です。いやあ、すごいですよね。後で相撲博物館に行ったら平成12年の地方巡業での5大関そろい踏みの写真に魁皇の写真が!その頃からずっと大関を保っているのですね。まだ栃東ですら大関になっていない頃です。ちなみに貴乃花親方も同じ歳です。

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立ち合いでしっかりと受けて、

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こらえて

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右の腕ではたき、左の腕で突き上げバランスを崩し、

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そのままはたきこみ。場所前は体重が増えないと悩んでいたそうですが、どうしてどうして堂々とした相撲でした。

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そしていよいよ横綱白鵬の出番です。じっと集中している白鵬です。

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呼び出す行司。待つ隠岐の海。大関を次々と倒している期待の力士。初の横綱戦です。

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いよいよ待ったなし。

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立ち合い、隠岐の海がしっかりと当たりに行きます。

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しかし横綱の当たりの方が速く、左肩からしっかりと当たっています。

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白鵬の圧力で上体が押し上げられ、

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戻ろうとする力を上手く利用され、

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そのまま下手だしなげを決められてしまいました。

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悠々と引き揚げる白鵬。文字通りの横綱相撲でした。隠岐の海も何か得るものがあったようです。「当たり、馬力が違いすぎる。びくともしない」と言いつつ、「もう一回やりたいですね。あの空気を味わっただけでもすごい」と支度部屋に戻っても興奮気味だったようです。

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最後は弓取りで締め。

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さて、印象に残ったことが2つほど。

1つめは立ち合いにおける各力士の個性です。ちょっとつぶやいたりもしましたが、相手の呼吸を読もうとする人あり、自分の最高の立ち合いを決めることに集中している人あり、なかなか興味深かったです。結構投球前の投手に似ている感覚ですね。

2つめは負けた後の力士の姿です。ほぼ例外なくため息をつき、がっくりと肩を落とし、首を傾げます。「あ~、なんでこんな相撲取っちゃったんだろう・・・」みたいな心の声が聞こえてきそうです。あれだけの大男たちがそういった姿を見せるとなんだか可哀想になってきますね。

いやあ、それにしてもなかなかすごい体験をしてきました。チケットを下さった方、本当にどうもありがとうございました!

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コメント

管理人さんも登場?

今日は帰りの電車の中でサンスポを見ながら管理人様をを探してみましたが…(全取り組みが写真で出ているので)
それにしても、すごい席ですね。
ちなみに前半を総括してこんなコメントがってオイッ!!
http://www.sanspo.com/sports/news/110515/spf1105152040008-n1.htm

茨城つながりでお二方。
まずは、稀勢の里関は、今の塾野球部みたく固くなってしまっているのでしょうか!?

もう一方は、あの塩まきで有名なあの親方も審判席にいらっしゃたようですね♪

魁皇関には、本当に頭が下がります。
ちなみに、奥様は人気プロレスラーでした。(げんき様はご存知かと)

数日前には、あのタフな記者さんも

http://www.mamakisya.info/archives/2839

大関魁皇引退。
昭和63年春初土俵の魁皇の引退は
同じタイミングで社会に出た者として感慨深いものがあります。

ところで開催中の夏場所、
幕下でただ一人の全勝で新十両確実の直江は、
早稲田大学出身だそうで、早大出身で78年振りの新十両だそうです。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110721/mrt11072116590002-n1.htm

今朝のサンスポ
直江関 改名!

http://www.sanspo.com/sports/news/110728/spf1107280504001-n2.htm

師匠の現役時代の愛称は、ペコちゃんだったな♪

今日は、引継ぎもそこそこにして速攻で帰宅。相撲観戦を楽しみました。なんせ、3場所33勝が懸かってましたからね。明日はぜひ優勝で大関昇進に花を添えて欲しいです。それにしても、あのがぶり、いいですねー♪
相撲版ガガと豊真将の取り組みもなかなかでしたね~。
個人的には、やっぱ鶴竜が気になって。。。。思い出すな~鶴田と天竜のコンビ♪

お相撲も、明日が元旦。ここ数年の記憶だと、陛下も観覧されると思いますが。。茨城出身の新大関誕生後の初の場所でもあります。今日は、優勝額の付け替え作業があったとか。明治の時代から続いていた日本人力士の額がなくなったそうで(;_;) 五年間無い日本人力士の優勝。琴奨菊関と共に稀勢の海関…期待してます!

先日、NHKで放映されたブラタモリの両国特集編もよかったですよ。

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