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最近の国会を見ていて感じるジレンマ

この前の菅総理大臣と自民党の谷垣総裁の党首討論。なかなか噛み合わない議論が続きました。

その中で自民党が基本戦略としている部分がこの会話なんだと思います。

谷垣総裁 「23年度までに法制上の措置を講ずる。これはされるわけですよね?そうしますとね、菅さんたちがお作りになって戦われたマニフェストの基本構造は、消費税をやるという前提にはなっていないと思います。むしろ、色々な無駄を排除することによってできるんであって、消費税はやらないという前提に立っていたはずです。そうしますとね、いずれにせよ任期中に、23年度中におやりになるということはですね、そのままやればこれはマニフェスト違反ですよ。(中略)それで、まずは、まずは、消費税率を引き上げるという新しいマニフェストをお作りになって、そして国民の声をお聞きになることが必要じゃないかと思いますよ。」

そして、それに対する菅総理の反応が、以下の答弁なんだと思います。

菅首相「やはりこの問題(社会保障と財源)は単に税だけの議論を先行させては、国民の理解を得られない。手順が重要だ、順序が重要だと。そのためにはまずあるべき社会保障の姿を、きちんと国民の皆さんに丁寧に提示して、その社会保障の姿を実現する上で、どうした財源がどういう税制の上で必要になるかということを合わせて提案をして、そしてその中でご理解をいただかなければならない。そういうことで4月と6月というこの日程を決めて、皆さんに提案をしているわけです。それなのに、そういう議論もしないまま、『まず解散だ』というのは、国民の利益よりも党の利益を優先されている提案だとしか思えませんが、いかがですか」

今回民主党が政権を担っているのは前回の参議院選挙の結果では無く、前回の衆議院議員選挙の結果であることは間違いありません。

そして、その政権を担うこととなった衆議院議員選挙では、谷垣さんが言っているように消費税を上げる前提になっていないどころか、全く裏付けの無い政策のオンパレードだったマニフェストが基軸で出た結果だったわけです。

消費者に故意であろうと無かろうと、事実と違うセールスポイントを挙げて商品を購入させれば、それは詐欺の誹りを受けてしまいます。今の菅政権が前回の衆議院議員選挙で得た議席を権原として成立しているのであれば、確かに虚偽の説明をもって得たものであり、谷垣さんの言うことも一方では正当性を持っていると思います。

とは言え、菅首相の言っている「『まず解散だ』というのは、国民の利益よりも党の利益を優先されている提案」というのもまた、そう思えます。またこれで解散となれば何億もの国費が経費としてかかり、更に問題解決をする日程が後ろに回されることを意味しますから。大体、気に入らないから総選挙というのであれば、いつまでたっても動き出さないことにつながります。

つまり今感じているジレンマとは

1)今の民主党の政権は、まやかしのマニフェストが前提となっており、正当性に欠ける

2)でも、頻繁に政権交代をするには時間の上でも費用の上でもコストがかかりすぎるので、続けて欲しい


1)を許せば選挙の時には何でも言った者勝ちになってしまい、勝つためにはなんでも言っていいのか?ということになってしまいます。
(そのなれの果てのインタビューがこちらに・・・。鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言(琉球新報)

2)民主主義が選挙によって行われる形である限り、勝者と敗者が出るわけで、その勝敗に対して自分の意にそぐわぬ形だからと言って受け入れないのであれば、制度が立ちゆかなくなります。それなのに、毎回「解散だ!」と唱えていると、政策闘争ではなく、ただの権力闘争になってしまいます。

このジレンマを打破するには、やはり選挙の際に甘言に惑わされず、自分たちの価値基準を有権者がしっかりと持つしかないと思うのです。でも、この前の愛知の選挙結果を見るとどうしても・・・。彼らが選挙後小沢さんのところに挨拶に行ったのもまた・・・。いつになったら、現実に即した事を言い、現実に即した対策を行うためにみんなで知恵を出し合う形になってくれるのでしょうか?

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

豊臣がいかに譲歩しようと、徳川は豊臣を追い詰めた。

徳川がいかに譲歩しようと、薩長は徳川を追い詰めた。

自民がいかに譲歩しようと、民主は自民を追い詰めた。

民主がいかに譲歩しようと、自民は民主を追い詰める。

権力奪取には容赦なし!
歴史は繰り返す。

選挙にいくら費用がかかっているのか、
政治家も国民も新聞も全く関心がないのは
不思議なことです。

「民意を問う」
これが金科玉条になって・・・
コストの感覚がない。

自分の懐から金が出ないので、
無頓着になっている。

政治という土俵は本当に難しいようですね。このような状況が続く限り日本と日本人の衰退は当分継続すると思います。タイガーマスクも結構ですが、英雄願望はひとつ間違えばヒトラーの出現を待ち望む結果となるかもしれません。一刻も早く政界再編が実現しないかなあと思っています。私見ですが、護憲か改憲かで分けても良い時期に来ているのでは?もしそうなれば試されますね、有権者ひとりひとりの見識が。いずれにせよ現状の民主・自民両党では何度選挙を行っても国民が不幸になるばかりのような気がしています。

文武両道さん

コメントありがとうございます。

さて、解散に対するコスト意識は国民もそうですが、まずはマスコミ・政治家に余りにも不足しているように思えます。単純なるコスト、政策を実行する機会をロスするコストなど、解散は色々な意味で劇薬だと思いますが、そのこと自体を論じていませんよね。ただお祭り騒ぎを起こすだけで無く、冷静にこの国の行く末を論じて欲しいです。

確かに権力闘争にきれいごとも何もあったものではありません。その最たる手段が戦争であったり暗殺であったりするわけですから。だからこそ、主権者たる国民の目が大事だと思うのです。そんな手段で権力を握ろうったって、そうはいかないよ。みたいな。だからこそ実現性の薄い政策を羅列して票を獲得したり、ただ闘争のみを主眼においているような行動に対してしっかりとした判断を下せるようになりたいものだと思うのです。

kktfさん

コメントありがとうございます。

本当におっしゃるように、今の混沌とした、誰も信用出来ないみたいな風潮になると、それは独裁者を呼び込む土壌になると思います。実際に1930年代の世界に似ている部分が色々と散見される昨今、余程ひとりひとりの有権者が見識を持って投票しないと、とんでもない方向に行かないとも限りません。

「護憲」か「改憲」でくくるというのは、とても良いですよね!やはり国の根幹は憲法であり、その根本をどう考えるかというのは政治行動の原点だと思いますから。

とにかく誰かに任せるのでは無く、ひとりひとりが真剣に考えなくてはいけない時期になっているのだと思います。

10強2弱と揶揄されている広島が伊藤獲りに
一番熱心だという噂。
堂林、伊藤、磯村の中京クリーンアップで
かつての常勝軍団をつくる。

菅直人が掲げた平成の開国、
実は竹中平蔵のアイデアという噂。

追い詰められているのに、菅の周りには
自民党改革派のブレーンが結集している?
谷垣も渡辺も怖くない、
解散して政策中心の集団ブレーンを束ねるのは
自分、という自信。

ダボス会議での演説、
絶賛した竹中平蔵と菅が組む!?


http://www.nhk.or.jp/special/onair/110227.html

いよいよ待望の第3回が27日に放映されます。
ひとつの方向に持っていこうとする動きは
現在もあります。


文武両道さん

コメントありがとうございます。

菅さんはかなり小泉さんを意識して、何をやっていたかをしきりに勉強しているみたいですね。いかに私心を捨て、公に尽くせるかにかかっていると思います。

第3回、楽しみですね〜。

今、NHKの朝のニュースで・・・
論語ブームだとか・・・
論語塾・・・お年寄りから小学生まで論語塾で学んでいる様子。
こどものための論語塾なる本を1年生が読んでいる・・
「巧言令色、仁少なし」
母親が子育てに自信をなくしたとき論語の言葉を思い出すとか・・・

偶然の一致でしょうか、
巧言令色ばかりの政治家と
それに一票を入れてしまう人々・・・

今月の私塾テーマが奇しくも論語。

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