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今日の試合に負けてしまったのは

それはきっと、私がこれ以上会社を抜け出して見に行くのは良くないよと、神様が思ったからでしょう。

なんて与太話はさておき、勝った時はいいのですが、負けた試合について何か書くというのは、なかなか難しいものです。特に大学のリーグ戦のように負けても次の試合があれば、次に繋がる何かを!ということになるのですが、チーム旭の塾高野球部はもう見ることが出来ない訳で、そうなるとそもそも書く意味がどれほどあるのか?とも言えると思います。

でも、そうは言っても試合を見た後は何かを言いたくなってしまうしょうもない性分のため、まあ書いてみます。一応個人ブログですし。場末の食堂の親父の戯言としてお読みいただければ。

実は夏の戦いを見ていて、ここが気になるなあというところがそれなりにありました。とは言え、それをあからさまに言うのもなんなので、ちょっとずつ記事にまぶしていました。

1)1番から始まる打順、竹内君に無死か一死で回る時以外で得点がなかなか取れない傾向。

2)何故か誰が打っても、5番の打者が総じてブレーキになっていた。

3)谷田君が内角攻めを意識する余り、どうしても腰が開き気味になっていて、インパクトの時に力が外に逃げていってしまうようになっていった。

4)使える投手が多過ぎて、逆に監督が逡巡する結果になった

5)今まで失点していないので、実際に点を取られるとそのままズルズルといってしまいそうだった

6)上田監督がお身体の状態や、毎日の独白の更新のせいか、なんだかとても疲れているように見えていた

その多くが試合で出てしまったような気がします。特に三宮君が3回で爪を割ってしまったそうですが、その後そのまま投げさせるか、それとも豪華な投手陣にかけるかは難しい判断だったでしょうね。

う〜ん、でもどうすれば良かったのかなあ。

また、応援指導部の子たちの学生服姿も気になっていましたが、今日の試合終了後、実際に熱射病にかかってしまい座席の下で応急処置のため横たわっていた1年生の子を目撃することになりました。これまた心配していたことでした。

後はやっぱり運ですかね。最初の失点となったホームランは観客席から見る限り当たり損ないに見えましたが、浜風にのってぐんぐんと伸びていきました。その前に谷田君がライナーでライトに鋭い打球を打ちましたが、その直前に捕手の大城君が外野を下げており、そこにぴったりはまってしまったのとは対照的でした。

やっぱり、こうやってグタグタな文章になってしまうものですね。昨年まではこういう時、更にグダグダな掲示板を目にしていましたが、そういう面では今回は精神衛生上いいです。

きっとここで大事なことは、次に何を受け継いでいくかということ。こういった試合で得た悔しい思い、ここでこうすれば良かったと思うことをしっかりと受け継ぎ、来年以降のチームに繋いでいくことなんでしょうね。それが積み重なっていくうちに、伝統となっていくのでしょう。

よく塾高野球部を「伝統校」と評するところがありますが、野球の実績で言えば、「新興校」と言った方がしっくりくるような気がします。何と言ってもこうやって毎年甲子園を視野に入れて一喜一憂出来るようになったのは漆畑君の世代からですから。なので、こういった悔しい試合も楽しい試合もしっかりと貯めて、これから伝統を作っていってもらえたらと思います。

旭君を始めとする塾高野球部のみなさん、上田監督を始めとする首脳陣のみなさん、他塾高野球部を支えて下さった多くのみなさん。良い夢を見させてくれて、本当にどうもありがとうございました。

谷田君、三宮君を始め、チームに残るみなさん。この悔しさを忘れずに秋の試合も頑張っていきましょう!

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(最終回、意地のヒットを放つ佐藤旭主将)

※なお、試合の写真等は今日は深夜残業デーのため、後日アップ致します。うちのカメラ君は液晶は壊れていても、しっかりと写真を撮ってくれていました。上の写真もD90にて撮影したものです。

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野球」カテゴリの記事

コメント

約半月に渡る応援、お疲れ様でした。3年生にとってはちょっと早い夏休みを迎えることになってしまいましたが、これから先また野球を楽しむ子が多いと思いますので、ひとまず酷使された体をゆっくりと休めて、、、管理人様も例年にない酷暑の中での観戦でしたから。。。
私は、明日で予選の生観戦はひとまず終わり。あとは向こうでまた!!
それと、今日は夜のドームで伊藤君2安打しました。相変わらずバットが振れているなーって感じでした。太田君や筒香くんの懐かしい?顔を観られました。記念に…後日お楽しみに♪

試合終了後に管理人さんのお姿を拝見したのですが、お話できずにすみません。

暑い中、選手も応援された方々も、本当にお疲れ様でした。

この夏の県大会では、いろんなヤジをとばす人たちがとても耳障りでした。
でも高校野球の応援って、そんなものかも。
改めて慶應の応援は、應援指導部を中心に回っており、洗練されていると感じました。

こうやって、スタンドに駆けつけて応援したくても、できなかった宮崎大会。あと3試合しかありませんが、有人試合が復活しましたね。本当によかったと思います。ほとんどの学校が無人試合で敗退してしまいましたが、精一杯応援してほしいです。滋賀では明日、塾野球部の金子君の母校が決戦に臨みます。文武両道を達成してほしいです。
毎年、この時期に思う事は、3年間ってあっという間ですね。高校野球を見ているとつくづく感じます。

> 6)上田監督がお身体の状態や、毎日の独白の更新のせいか、なんだかとても疲れているように見えていた

上田さんのブログを拝見して、管理人様はよくご覧になっているなぁと改めて感服いたしました。

あごらさん

コメントありがとうございます。

ちょっと掟破りですが・・・。

上田さんの部分はその部分もそうなのですが、平成22年夏 慶應義塾対西湘高 写真等という記事の上田さんの写真の後の文章がそうなんです。

「最後はいつもながらの上田監督のお姿です。これまたいつもながら、今日の勝利を喜ぶと言うよりは、既に次の試合をどうすればいいか考えていらっしゃる表情をされているように見えます。本当に考えることがたくさん、たくさんあるのでしょうね。どこかで頭を適度にリラックスさせ(笑うのが一番かもしれません)、明日の試合、是非ともお願いします。」

これを直截的に言うと・・・、ってそれは止めましょう

直接ご自身でノックも打てない中、大きな期待とプレッシャーにさらされている状況の過酷さがどうしても気になっていたのです。

東海大相模のバッティングを初めて見ました。
金属バットの特性を最大限、利用していたように感じました。
外角をバットに乗せて引っ張る。
バットを叩きつけてゴロで内野を抜く。
当てに行くのではなく強く叩く。

一二三君は横手投げにしてプロ注目の本格派では
なくなりましたが、逆に金属バットの反発力を外し、
勝てる投手になったように感じました。

足を使うタイミング、実に見事でした。
理想の1、3塁攻撃でした。

夏に勝てない東海大相模の評価に
「一種の開き直り」を感じました。

やはり勝つ時は、「負けたらどうしよう」ではなく
「やるだけやってやろう」の気持ちが大切ですね。

全日本4番 伊藤2ラン
斎藤 完封ペース

全日本のエース、4番
早慶コンビ!
大活躍!

黄色と黒は勇気のしるし♪さん

コメントありがとうございます。

いつも負けた後というのは不思議な感覚になります。強制的に終了になりますから。まさに兵(つわもの)どもが夢の跡といったところです。お陰さまでここ一週間は仕事に追われる毎日となりました。

伊藤君の活躍は本当に嬉しいですね。勝ち負けもそうですが、こういった場面を経験出来るのは伊藤君にとってきっとかけがえのないこととなるでしょうから。是非、アメリカ、キューバを倒して、金メダルを勝ち取ってほしいですね。

それにしてもスタンドが寂しいですね。六大学の応援団合同ででも応援すればいいのになあと思います。

フレフレ少女さん

コメントありがとうございます。

こちらこそお声掛けも出来ずに申し訳ございません。

いやあ、それにしても今年は本当に暑いですねえ。

結構自分も本来声を出す方なのですが、高校生を変に惑わす結果になったらたまらんと、応援以外は特にしないようにしていました。高校野球ってでも聞いていると、結構どぎつい野次も飛んでいますね。高校生相手にそんなこと言わなくても、、、と思っていました。

では、また球場で是非お会いしましょう!!

文武両道さん

コメントありがとうございます。

キューバの打者もそうでしたが、自分のスイングで振り切るということは本当に大事ですね。東海大相模は結局ずっと豪打爆発でした。

あと、門馬監督は試合の流れをよく見ていましたね。攻めるところ、我慢するところのメリハリがきいていたように思います。また、記憶力も素晴らしい。これは観戦記の最後の方に出てくる予定です。

大学選抜、早慶でエースと4番とは、しびれますね。

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