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平成22年度大学野球選手権準決勝対東海大戦の写真

撮り貯めた大学野球選手権の写真を今日一気にご紹介しようという企画もいよいよ最後。対東海大戦です。

[準決勝] 6/12(土) 11:30 神宮球場 第1試合 慶應義塾大学0-5東海大学

東海大菅野が慶大打線から17三振を奪い完封勝利、2年ぶりの決勝進出を決めた。東海大は5回鈴木の2ランで先制すると7回には伊志嶺のソロで加点し慶大先発の竹内大をノックアウト。9回にもダメを押し、計13安打5得点を挙げた。一方、慶大は打線が東海大先発の菅野の前に4安打17三振と完敗だった。 (From 東京六大学野球HP) 

この日の菅野君は本当に良かったです。ストレートはMAX 154km/h。更にコントロールも良く、変化球も効果的。更に攻めが単調にならず、自分が見た2回分でも三振を取るバリュエーションがいろいろあったので、きっと捕手の伏見君のリードも巧みだったんでしょう。

○そんな中、自分が見た唯一のヒットを竹内一君が打ってくれました。しっかりと軸が保たれていましたね!

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○一方竹内大君も、粘り強い投球を続けてくれていました。が、5回表1死後今年のドラフト候補選手、伊志嶺君にセンター前ヒットを打たれます。牽制もうまく混ぜながら走らせず、スライダーで詰まらせショートゴロを打たせます。厳しいことを言えば、この打球でダブルプレーは取りたかった。丁寧に1アウトを取りに行っているのでそれはそれでありですが、やはり左打者だったこともあり、素早く2塁送球、1塁送球をして欲しかったように思えます。それがより高いレベルで勝つ一歩だとも思えるのです。そのためにもグラブのどこでボールを捕り、どのようにボールを掴むか、練習を通じてより自分にあったやり方を見つけて欲しいですね。

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○ダブルプレーが取れなかった残念さと、切り替えてここを打ち取ろうと息を吐く竹内大君。

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○しかし、その直後の球が低めに決まらず、3番の鈴木君にバックスクリーン横に放り込まれてしまいます。完全に力負けしてしまったような形でしたね。

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江藤監督の試合後の談話も含めて、スポーツナビではこう報じられていました。

慶大「段違いだった」 菅野に17三振を奪われ完敗 全日本大学野球選手権リポート 2010年6月12日(土) ■打線が調子を落とし、「積極的に振らなくなってしまった」

 第59回全日本大学選手権準決勝が12日、神宮球場で行われ、慶大は0対5と東海大に完封負けを喫した。

 東京六大学を制した慶大にとって、屈辱的な敗戦となった。東海大・菅野智之(3年=東海大相模高)の前に、毎回の17三振を奪われての完敗。5月31日のリーグ優勝がかかった早大戦で、プロ注目の斎藤佑樹、福井優也、大石達也を攻略した打線が4安打と沈黙した。
 試合後の慶大・江藤省三監督は悔しさを押し殺したような表情で語り始めた。「(菅野は)いいピッチャーですよ。あれだけ三振を取られたら……。指示は出したけどダメだったね」。大会前には、故障者が回復したことで戦力がアップしていると話していたが、実際にはリーグ戦が終わってから調子を落とした選手が多かった。「練習で調子が落ちていることを自覚しているから、積極的に振らなくなってしまった。振らないから追い込まれて三振が増えた」と、17三振を奪われた理由を語った。

 菅野については、「六大学では明大の野村(祐輔)らと肩を並べるぐらいの投手」と想定していたが、菅野の球数が100球を超えた7回以降はパーフェクトに抑えられるなど圧倒され、「今日は段違いだった」と負けを認めた。

 3打数3三振に終わった5番・高尾康浩(4年=慶応高)は「完敗です」と、サバサバした表情で語り、「速いのもそうだけど、コントロールがいい。ストライクかボールがぎりぎりのところを突いてくる」と、菅野との対戦を振り返った。

 優勝した1987年以来の決勝進出を逃した江藤監督は、「ああいうピッチングをされたら点を取れない。まだまだ練習が足りないということ」とチームを鍛え直すことを誓った。大学史上初のプロ出身監督を招いて、リーグ戦優勝と結果を残した慶大。秋のリーグ戦優勝、大学日本一に向けて新たな挑戦が始まった。


やはり勝った試合より、負けた試合から得られる教訓の方が多いような気がしますね。5年ぶりの歓喜と、この日味わった悔しさを胸に、夏の鍛錬を経て、一回りも二回りも大きくなった塾野球部の姿を見せて欲しいですね!というか、きっと見せてくれることと思います。本当に楽しみだなあ~。

頑張れ頑張れ、慶應!

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コメント

この試合CS中継で観ました。

少し上のレベルの投手だと点が取れない弱点が露呈した試合でした。

夏の練習の励みになってかえって良かったのではないかと思います。
これからが真骨頂?江藤マジック!

今日はエトーを応援しちゃいけない日ですね。

独り言です。この春のリーグ戦、そして選手権の応援でちと感じたこと(昔、中耳炎をやった影響か?) 
 今だチャンス今だチャンス今だチャンス ハイハイハイハイ 今だチャンスカ〜飛ばせホームラン  
ある選手の時だけ→伊●だチャンス伊●だチャンス伊●だチャンスハイハイハイハイ…に聞こえたのは気のせい?

あくまで独り言です。 
明日は大宮公園にいく予定ですが、恐らく天気が明後日出直しかな?バヤシ投げないかな

野球ができる、そして応援できる喜び。普段当たり前の事ができなくなった時の悲しさ、そして辛さ。。。開会式は中止になってしまいましたが、ぜひ大会はやってほしいものです。宮崎の球児の為に   

先ほど、世界選手権のメンバーが発表されましたね
http://weblog.hochi.co.jp/moeama2/2010/06/japan-5258.html
残念ながら、竹内くんは漏れてしまいました。
ただ、この合宿で全国のそうそうたるメンバーと一緒にいて、勉強になったはずです。(よね)

伊藤君には、世界に『慶応の伊藤』を!!
※日本戦以外では、明治のグランドを使うこともあるそうですね。
あと、決勝の日が、あの開幕日と確か。。。(涙)

少なくとも、春の対決はお預けとなってしまいました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011052300491

首都や東都の投手のレベルはかなり高い。
どこが出てきても打ち崩すのは困難。

法政戦の高梨君、横山君
チェックしましたがコントロールがままならず・・・
優勝は出来ると思います。

でも先を見れば・・・

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