H21春季高校野球 神奈川県大会 対川崎北 観戦記 後編
さて、早速ですが観戦記の後編です。
5回の表、白村君は先頭打者を四球で歩かせます。つづく打者を三振にしとめますが、盗塁を決められてしまいます。そこから神経質になり、牽制をしたところ、悪送球で一死三塁のピンチ!
ここで白村君は落ち着くために深呼吸を行います。
そこですかさず1塁の植田君が白村君に声を掛けます。
さすがバッテリーを組んでいただけのことはあります。この試合、植田君は随所に気を遣っている場面がありました。いろいろ気がつく、いわゆる気配りタイプのキャプテンなんですね。この声のかけ方は絶妙だなあと思いました。そして三塁ゴロにきってとります。
しかし、力んでしまったのか、次の打者に投げている時にこけてしまいます。
そんなこともあり、またボールを置きに行ったところを痛打され、左中間にタイムリー二塁打を打たれてしまいます。
すかさず伝令が出され、マウンドに集まります。
ここで落ち着きを取り戻したか、白村君が踏ん張り、ライトフライに抑えます。
1点返された5回裏、先頭の暁眞君が内野安打で出塁します。続く荒川君がバントをし、捕手の送球がそれて、1塁セーフ、1塁ランナーは3塁に到達します。
ここで新4番の谷田君、またもや1塁強襲ヒットで、走者を返します。この勝負強さ、なかなかのものですね!
そして5番植田君もきっちりバントで送り1死23塁。
ここで白村君がライト前にヒットを放ち、しっかりと仕事をします。彼は打者としても、勝負強いバッティングを披露してくれますね。これで7-1。
ここで藤本君に代打で、春山君。勝負強いバッティングの春山君も、藤本君のバッティングを見て危機感がたっぷり。1塁ゴロに倒れますが、懸命に走り1塁はセーフ。8-1となります。
そして、橘君の時、すかさず盗塁!
そして橘君もしっかりとセンター前にはじき返し、更に1点を加え、9-1とします。それにしても、彼もいいバッティングフォームですね。
こうして、ほぼ試合を決定づけました。
全く落ち着きを取り戻した白村君は6回表を三者凡退に抑えます。
6回裏は、杉山君がセカンドゴロに倒れた後、旭君がレフト前ヒット!そして代打宇高君が三振の後、荒川君の打席の時に盗塁します。
キャッチャーの送球がそれている間に、一挙に3塁に。
そして、荒川君が頭脳的なプレーをして、捕手のパスボールを誘い、1点が入り、10-1となります。
気落ちした投手は、荒川君を四球で歩かせます。ここで相手はバッテリーごと交代させます。
そして荒川君もすかさず盗塁!ポポさんも唸る、弾丸スタートです!
これまた同じく送球がそれ、一挙三塁へ。
これで三度チャンスで谷田君に回ってきます。彼はそういった星の下に生まれたんでしょうね。そしていよいよ、この試合のフィナーレです。
これがショートへの内野安打となり、11-1でコールド勝ちを収めたのでした
スタンド後方の花が咲き誇る中、塾高の選手たちが挨拶にスタンドに行きました。
では、恒例のこの試合で感じたことです。
.
1.期待の新戦力の台頭
この試合で初めて見た選手が、4番サードの谷田君、7番ライトの藤本君、8番キャッチャーの橘くんですが、それぞれが素晴らしい活躍を見せてくれました。谷田君、藤本君は幾分突っ込むきらいはあるものの、スイングスピードの速さ、リストの強さ、どれを見ても素晴らしいものがありました。これはとても明るい話であると共に、神宮で日本一を勝ち取ったメンバーにとっては大きなプレッシャーとなることでしょう。こういったチーム内での切磋琢磨がより強いチームを作り上げていくので、これから大いに期待したいですね。
2.ベンチの声
手首をけがしていたこともあり、落ち着いてバックネット裏で見ていました。今回はブラバンも無いため、本当によくベンチの声が聞こえました。4点取ると、「まだまだ4点じゃ絶対逆転されるぞ」。攻撃の前に円陣を組んだ後は「追い込まれる前に打つよ!」。エラーが出た後は「全然気にしな~い!」など、とにかく声が出ていましたね。それもほぼ全員というくらい。相手の川崎北高も結構声を出していましたが、明らかに塾高の方が声が出ていました。特に背番号17の選手の声が目立ちました。
また1塁・3塁コーチも、よく声を出していました。「おい、こら、○○!ちゃんとこっちを見ろ!」とタイムリーの余韻に浸っていた塁上の某エースに声を掛けていたのには、笑いそうになりました。
まさに、「全員がキャプテンのつもり」で野球をやっていますね。
3.盗塁は早いのだが
回を追うごとにタイミングが掴めてきたようで、積極的に走っていました。盗塁3というのもその賜でしょう。でも最近ストップウォッチを持ったせいか気になるのが、打った後の1塁への到達時間。殆ど全部が4.4秒以降、場合によっては5秒を超えていたのは、あれだけ足が速い選手がいるのに、不思議ですらありました。1塁コーチはよく通る声で「2つ狙え!2つ狙え!」と絶叫していましたが、そうなっていませんでしたね。打った後の足の運び方、ベースランニングにもう少し工夫が必要だと思います。「駆け抜けるつもりで!」とも1塁コーチは絶叫していましたね。本当に素晴らしい1塁コーチです。だからその言葉通り、頑張って走っていきましょう。
4.エース白村君
相変わらず素晴らしい投手であることを実感させてくれた、白村君。あのスピンのかかったストレートはなかなか打てるものではなかったようで、バックネットに直撃するファウルボールを見る度に、ホップしていることを実感していました。ただ、エラーが出ると俄然気合いが入ってしまうのが、今のところは逆効果となっているような気がします。ここで抑えてあげるのがエースの責務。わかるのですが、余り意識しすぎない方がいいですよ。ちょっと言い方が悪いですが「これで打たれても、自分の自責点は付かないから、ちょうど良い練習になるなあ」くらいの気持ちの方が、良いんじゃないかなあ。あの球の力があれば、普通に投げれば、相手は凡退してくれるんですから。
白村君はあれだけ圧倒的なものを持ちながら、いつも心配してあげたくなるような不思議な投手ですね。でも、だからこそ、愛着もより深まるのです。ちなみにクイックはいつもながら早かったですね。1.0-1.2秒と、正直言ってプロ並みです。
5.懲罰人事
これは相手校なんですが、キャッチャーがパスボールして1点を取られ、その打者も歩かせたら、即座にバッテリーごと交代させていました。その前はエースの子を降板直後にベンチ前に立たせていました。でもそうやって交代した後の戦力ダウンで、もっと傷口を広げた印象がありました。どちらが正しい指導法かはわかりませんが、自分はやはりその選手の可能性を引き出すためにも、良い点が出てくることを信じて待ってあげる方が好きですね。
それにしても荒川選手の頭脳的なプレー、罪づくりなものです
この試合で快勝し、ベスト8に勝ち進んだ塾高野球部。次の桐光戦は、夏の選手権大会を占う、大事な一戦となりそうです。どんどん進化している力を活かして、次の試合も頑張って欲しいですね!
« H21春季高校野球 神奈川県大会 対川崎北 観戦記 前編 | トップページ | 返信が滞ってしまい、申し訳ありませんでした »
「野球」カテゴリの記事
- 平成28年春季東京六大学野球 対法政大2回戦(2016.04.10)
- H27秋季東京六大学野球 慶早野球試合2回戦(2015.11.01)
- H27秋季東京六大学野球 慶早戦1回戦(2015.10.31)
- H27秋季東京六大学野球 対明治大3回戦(2015.10.19)
- H27秋季東京六大学野球 対東京大1回戦(2015.10.03)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: H21春季高校野球 神奈川県大会 対川崎北 観戦記 後編:
» 「野球」7日間スラッガー養成プロジェクト「垣内哲也」&「大塚光二」 [お悩み解決web]
もし、7日間しっかりと練習すると約束してくれるなら、ホームラン連発の強打者に変身させることができます。 [続きを読む]
« H21春季高校野球 神奈川県大会 対川崎北 観戦記 前編 | トップページ | 返信が滞ってしまい、申し訳ありませんでした »
理想の上司はキャプテンシーをもった主将、内野手と
いうことでしょうか?
投手は攻撃的な性格でなければ勤まりませんから、
熱くなるのは当然ですよね。
中学、高校の監督が白村君の素質、性格をよく理解されて指導なさってきたとも感じました。
深夜まで本当にご苦労様
臨場感に感謝、感謝!
投稿: 文武両道 | 2009年4月21日 (火曜日) 01:41
もっともっと勝ち上がるために
植田君バント見事でした。
写真はボールがバットに当たった直後のようですね。
その後、死んだ打球が三塁線内側1メートル弱の辺りをコロコロ・・・
私は思わず「上手いっ!」と叫んでしまいました。
野球教室の模範でもあれだけ芸術的なバントは
なかなかお目にかかれないような気がします。
今後なかなか点が取れないロースコアの試合が予想されます。
これまでタイムリーが出ていない植田君ですが
きっと彼のバットが勝利へ導いてくれるものと期待しています。
走者を背負ってからの白村君については私も同様?に感じていました。
(横須賀総合戦、8回の時も)
何やら悲壮感さえ感じられ、
もう少し楽に投げても良いのではないかと。
リードしている、後ろに仲間が7人もいる・・・
センバツ 開星戦、
1点のリードを独りで守りきろうとしているのを
開星・野々村監督が見抜いたと新聞で見ました。
(asahi.com 3月25日「慶応・白村、エースの自負 一転焦りに」に紙面と同じ記事あり)
同じテツを踏むことがないように祈っています。
その記事の最後のところに白村君の言葉として
「足りないところが分かった。夏までに絶対、変わってみせる」。
以上、心配性の世迷言でした。失礼しました。
投稿: 神宮通い | 2009年4月21日 (火曜日) 12:00
某掲示板拝見しました。
私はM'sトークを先に読んでいましたし、別のブログでも引用されていた言葉でしたから、特に違和感なく、読み過ごしておりました。
出典箇所を明記しておけばよかったのかなとも思いますが、もしかしたらそういう問題でもなさそう、つまり監督のブログで言われるなら仕方ないけど、他人には触れられたくないのかなぁと思ったりもします。
以上老婆心からでした。
投稿: フレフレ少女 | 2009年4月22日 (水曜日) 16:22
文武両道さん
コメントありがとうございます。
白村君は田村君にあこがれているんですよね。マウンドで熱く燃え上がり、気合いで相手をねじ伏せる、そんな姿にあこがれているんだと思います。その意識がちょっと強すぎるのかなあなんても思います。
投手は殆どの責任を背負ってしまうところがあるので、大いに攻撃的でいってほしいです。ただ熱いにも赤い炎と青い炎があると思います。実は白村君は田村君の赤い炎より只野君の青い炎の方が合っている気がするんです。
でもいずれにせよ、このチームは伸び代がありそうで、これからもいろいろと楽しませてくれそうで、本当に楽しみです
投稿: 管理人 | 2009年4月22日 (水曜日) 17:04
某掲示板についてのコメント、
私も「上司」についての欄でいたしました。
何より、観戦記を楽しみにしている
多くのフアンの気持は独立さんを応援していますから。
橋田さんのコメント、付加えますと、
「飲酒し医療をするのは問題ですが、たとえお酒を
飲んでいても気になって駆けつけるというのは、
とても人間として温かい・・・」
言葉のひとつ、行為のひとつをそれだけで
問題にする悪しきコンプライアンスが
企業をダメにする。
全体の状況を見てみないと・・・
投稿: 文武両道 | 2009年4月22日 (水曜日) 17:08
神宮通いさん
コメントありがとうございます。
植田君のバント、本当に良かったですよ!バットを引くこともなく、しっかりとボールを殺して転がす。まさにお手本のようなバントでした。これに限らず、植田君は本当によく気がついていろいろ声をかけたり、守備位置を考えたりしているんです。自分なりのキャプテンシーを模索しているんだと思いますが、素晴らしいキャプテンになるんじゃないかと思います。
白村君は、文武両道さんへの返信とかでも書きましたので余り書きませんが、「悪いのはおまえのせい、良いのは俺のおかげ」くらいに自己中心になるか、平常心を保った冷静な態度になるかどちらかになってほしいなあと想いながら見ています。あれだけの投手ですからね。
あと某掲示板で書いたコメント、これで予言的中2回目ですね!それにしてもホームランまで出るとは!あれを見たとき、神宮通いさんの投稿を思い出していました。
では、これからもよろしくお願いします。
投稿: 管理人 | 2009年4月22日 (水曜日) 17:10
フレフレ少女さん
コメントありがとうございます。
いろいろご心配いただきありがとうございました。確かに言葉は難しいですよね。同じ言葉でも時と場合、そして対象者によって受け取り方が全然違います。なのであの投稿が前半部分だけだったら、なるほど、そうも捉えられるから気をつけようと思っただけで終わったと思います。なので前半部分はあのように返信しました。
ただ、「一人ひとりの選手への思いやりがあれば、使えない用語です。」と決めつけられたのは、まだ私が人間が出来ていないせいもあり、カチンときたのも事実です。なので蛇足部分も付け加えたりしました。
まあ、言葉は本当に難しいですね。でもそこで誤解を恐れていても仕方がないので、日々反省しながら、やっていこうと思っています
投稿: 管理人 | 2009年4月22日 (水曜日) 17:23
文武両道さん
コメントありがとうございます。
ただ、言葉って自分が意識していないところで人を傷つけることがあることもまた事実だと思います。自分もまだまだ人間が出来ていないので、そうやって人を知らず知らずのうちに傷つけているかもしれない。某掲示板でのあの投稿も、まるっきりおかしいとだけ思っているわけでもないんです。
ただフレフレ少女さんへの返信でも書きましたが、最後をああやって締められると、人間が出来ていないのでああやって蛇足を付け加えてしまうわけで・・・。もっと修行が必要ですね
まあ、それはともかく、これからも適当にやっていきますので、どうぞよろしくお願いします
投稿: 管理人 | 2009年4月22日 (水曜日) 17:29
??掲示板でって。。あわてて久しぶりに見たら。私がどうのこうのって言う資格はないですが、まず批判する時って、普段書いていない人が書きますよね。あれは卑怯だと思う。私が慶応の事(大学や高校のこと)をもっと知りたいと想いまず見たのが、PさんやMさんのブログで、そのあと、あのサイトに行き、そこから管理人さんのブログも知り、監督さんのアレも知りました。ですからほぼ毎日1ヶ月のあのときまでは毎日チェック?をしてました。っていうか自分自身監督のアレは不定期更新ですが、それなりに見るのが当たり前なんじゃないかと思ってましたから、あの書き込みはドンビキですね。まず他の高校で、ああいった野球部がサイトを作っているところも少ないですし、監督自らお言葉を述べられているところなんてないと思います。本当に凄いとおもいますよ。あっ勿論管理人様のブログはお気に入りに入ってます。これからもよろしくお願いしますよ!!!
投稿: 黄色と黒は勇気のしるし♪ | 2009年4月22日 (水曜日) 22:46
黄色と黒は勇気のしるし♪さん
コメントありがとうございます。
まあ掲示板もいろいろありますよね。でもそれはさておき、高校野球の監督自らが、自らの言葉で語っているということは本当に凄いですよね。芯の強さを感じます。
また、拙ブログをそんな風に言っていただいてありがとうございます。そう言っていただけると本当に励みになります。
投稿: 管理人 | 2009年4月23日 (木曜日) 00:07
短気は損気〜(笑)
直前のフォローがあった通り、見てる人は見てますから!
ヘビ勉強?(笑)
投稿: げんき | 2009年4月23日 (木曜日) 01:01
げんきさん
コメントありがとうございます。
確かに「短気は損気」。腹が立った時は5つ数えるといいそうです。感情って5秒経つだけでも随分落ち着くそうなので。
でもその言い回しを見ていたら往年の速球王、津田恒美さんが座右の銘「弱気は最大の敵」を帽子のつばの裏に書いていたことを思い出しました。そうやって常に思い返すことが必要ですね。
ちなみに「ヘビ勉強」ってなんなんでしょうか?
投稿: 管理人 | 2009年4月23日 (木曜日) 02:01
おはようございます。
一晩のうちにかなりのコメントが!
一口に野球部を応援していると言っても、情報把握量や選手との距離感は一人一人異なります。
私も複数の掲示板やメールで、野球部へのコメントにクレーム付けられたり、付けたくなったりしたことがあります。
敵?もいるかもしれませんが、管理人さんには味方もいっぱいいますよ〜
投稿: フレフレ少女 | 2009年4月23日 (木曜日) 06:22
手術
実は私も横須賀総合戦後、
「術後のリハビリ、慣らし運転は終了。ガツガツ野球やろうぜ!」
みたいな投稿を考えたのですが、
ちょっと引用が過ぎると思って“回避”しました。
私の言葉もリハビリで大変な思いをされている方の考えると・・・
難しいですね。
神宮 or ?
今週末は、神宮と保土ヶ谷、悩ましいところ。
横須賀総合戦後、俣野球場~戸塚間
(見た目だけは)オールドファンの方々と同じバスだったのですが
「今度は明治で、その次の週が東大だよな。」
日程を確認し合っていらっしゃいました。
慶應野球部ファン総股裂き状態のようです。
5月16,17日も同様であって欲しいものです。
投稿: 神宮通い | 2009年4月23日 (木曜日) 06:53
おはようございます!
ぇ〜先のコメントは、
日々 と 足のあるヘビ
を掛けました
駄洒落てスミマセン(苦笑)
投稿: げんき | 2009年4月23日 (木曜日) 08:27
フレフレ少女さん
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると、本当にありがたいですね。今回の件はネットでは日常的によくあるお話なので、それほど気にはなっていなかったのですが、みなさんにこれだけ励ましていただいていることにとても感激しています。
ただただ感謝です。
投稿: 管理人 | 2009年4月23日 (木曜日) 23:58
神宮通いさん
コメントありがとうございます。
たしかにそんなフレーズも考えつきますよね。本当にいろいろな言葉が思い浮かばれますよね、神宮通いさんは。
土曜日は私は迷う必要はありません。
なぜならば、
・・・、仕事が入ってしまっているからです
投稿: 管理人 | 2009年4月24日 (金曜日) 00:01
げんきさん
コメントありがとうございます。
なるほど!自分で書いておきながら、ヘビの足をすっかり忘れていました
投稿: 管理人 | 2009年4月24日 (金曜日) 00:02
谷田君、藤本君、やっぱり凄かったんだなあ・・・
もうひとりの凄い奴、待ってます!
投稿: 文武両道 | 2012年3月 2日 (金曜日) 20:13