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多事争論 -これが100年に一度の経済危機の時代のマスコミ?

今日は前日が出勤だった日の日曜であるにもかかわらず、早起きをしていました。そう、大阪に行く為に。

ところが、残念ながら今日の日程が早々に雨で順延となり、試合は明後日に・・・。

なので、久しぶりにゆっくりとニュースサイトとか読めました。

そこで気になったことが。というか前回の多事争論でずっと言っていたことの良い例が展開されていました。

というのは、3月16日から3月21日まで「世界的な金融危機に端を発する我が国の景気の悪化を受け、内閣総理大臣が、今後の経済財政政策のあり方について、10のグループに分かれて、各分野を代表するような各界の有識者から総合的に意見を伺うための会議」ということで、経済危機克服のための「有識者会合」が開かれていました。

官邸のホームページには、それぞれの部会毎の動画も見ることが出来るようになっていました。

経済危機克服のための「有識者会合」のHPはこちら

錚々たるメンバーが集まり、持ち時間は少ないものの、いろいろな意見を開陳されたようです。国民の関心もそれなりに高く、日経新聞のサイトでの経済ニュースランキング (3/22 10時更新)での1位の記事は、『有識者会合が終了、追加策に反映へ 「脱霞が関」「成長力」を重視』でした。


ところが昨日~今日の主要マスコミサイトで、有識者会合の記事といったらこれ一色。

「株屋は信用されてない」「何となく怪しげよ」首相が失言?(YOMIURI ONLINE)

「株屋ってのは信用されていない」 首相、有識者会議で(asahi.com)

首相「株やると田舎では怪しい」 個人投資拡大の難しさ指摘?(NIKKEI NET)


首相、株取引「株屋信用されていない」「田舎では怪しい」(MSN産経ニュース)


麻生首相:また…「株屋ってのは信用されない。何となく怪しげよ」(毎日jp)

前後の言葉に触れているものすらほとんど無く、麻生首相の失言という形で捉えています。

では、実際に何が提言されていたかわかる記事はと言うと、途端に少なくなります。朝日・読売に至っては、自分の探す能力が低いのかも知れませんが、どこに掲載されているのかすらわからないほどです。

有識者会合:「84の知恵」経済危機克服へ反映未知数 (毎日jp)

経済有識者会合:橋下知事提案「電気自動車無料スタンド」(毎日jp)

経済有識者会合:「派遣村」湯浅氏、貧困対策を要望 (毎日jp)

環境への資本投入などが提言 有識者会合終了 首相「大変有意義」 (MSN産経ニュース)

経済危機克服へ「地方」「雇用」で東国原、橋下両知事らから意見聴取 (MSN産経ニュース)


研究開発に投資継続を 有識者会合で研究者ら (NIKKEI NET内の日経Ecolomy)

日経新聞も経済新聞を名乗りながら、エコのところでちょっと紹介しただけ(ちなみに新聞本紙ではそれなりに主な発言を紹介しています)。割と中堅どころの新聞がしっかりと伝えようとしていたのが、印象的です。

これが自分がいつも感じる、「政策をわかりやすく伝える」ことより、「人間模様をわかりやすく伝える」ことに終始している今の日本のマスコミの問題点なのです。

それでもって民○党のあの人も、

鳩山氏、首相の「株屋」発言を批判 「人を見下す癖」 (NIKKEI NET)

頼むからそんな揚げ足取りばかり言っているのではなく、我が党ならあんな意見ではなくこんな素晴らしい政策を採る!とでも言って欲しいです。

官邸も時間が足りないのかも知れませんが、あそこまでページを作っているのなら、議事録も一緒に早くアップして欲しかったですね。

つまり、どんなアイディアがあったのだろうと国民が思っても、どうやら根気よく官邸の動画を見続けるしかないようなのです・・・

官邸の情報発信も一つの問題ですが、それをわかりやすく伝えてくれるはずのマスコミが、こう言っては何ですが、どうでもいいことばかり報道して、この国の行く末を考える大事な情報を伝えてくれない。これで、民主政治だ!報道の自由だ!と言われても・・・。別に報道の自由をかざせば、どんなところに踏み込んでいいというものでもない。価値あることを報道するから、その自由が認められるわけです。

そこのところにマスコミの方々が気付いていただかないと、前にも述べましたが、金権政治はなくならないと思うのです・・・。


(追加 2009/03/22 )
その後、YOMIURI ONLINEに有識者会合の記事が掲載され、一通り誰がどんな発言がなされたのか掲載されましたので(14:53)、ご紹介しておきます。

熱気の有識者会合5日間、首相「意見を生かして…」と神妙に (YOMIURI ONLINE)

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多事争論」カテゴリの記事

コメント

フジテレビが「黒部の太陽」をドラマ化しました。
私の年代では、裕次郎の黒部の太陽を見て
土木に進んだもの、
「超高層のあけぼの」を見て
建築に進んだものが多くいます。

今や建設業は、悪の代表のように描かれ、
大学進学で土木、建築を志望すると
親に泣かれるとか・・・

日本のインフラはどうなるか心配です。
せっかく東大からMITに行った後輩が、
外資金融に転職していったことを責める気にも
なれませんでした。

マスコミ報道は、すっかり水戸黄門の世界です。

こんにちは

せっかく官邸の動画へのリンクを張ってくれているので、観たのですが・・・。

どうして日本を代表する方々が、下を向いてボソボソと話されるのでしょうか?
(マイクの調子でそう感じるのかもしれませんが)
いくら立派なことを言っても、これでは何も伝わらないと思うのですが。

文武両道さん

コメントありがとうございます。

石原裕次郎版の「黒部の太陽」はいつか見てみたいと思っているのですが、いろいろな問題があるようでなかなか見ることが出来ないのが残念ですね。

本来ゼネコンの仕事というのは、ワクワクするようなスケールの大きいことなのに、「悪の代表」扱いでいつも賄賂の温床みたいに描かれているのは、大変不幸なことですね。建築物が脚光を浴びることもありますが、それは得てして建築家の賞賛につながるものの、作り手には余り脚光が当たらないですから。あれだけの物を作り上げる大変さとすごさを伝えてもらえればいいのでしょうが。

こういった時だからこそ、あげつらうような話ではなく、お互いに頑張ろう!と思えるような伝え方をして欲しいですね。

romさん

コメントありがとうございます。

確かに意見はただ言えばいいのではなく、しっかりと相手に伝えて、初めて意味が出てきます。

ですから仰るように、ボソボソ話すのではなく、ある意味「俺の話を聞け」くらいの気構えで、はっきりと話して貰うことが大事ですよね。もともと有名人ということもありますが、橋下知事なんかはズバズバ言って、それはマスコミに載ったりしますからね。

いずれにせよ、この会議の趣旨、「今後の経済財政政策のあり方について、10のグループに分かれて、各分野を代表するような各界の有識者から総合的に意見」を出すということは大賛成なので、ぜひそれを具体化して貰いたいと思います。

こんばんは!


経済対策、後はスピードでしょうか。アメリカは大統領選挙があったお陰でかブレーンがしっかり準備してたのでしょう、アクションが早めですよね。
日本は泥縄感があります。


また、うがった見方をすれば、マスコミはこぞって麻生下ろしに走ってるように見えます。
5月に総選挙、とか発言する与党幹部もでてきて、これも麻生さんを擁護しているのか、期限を突きつけているのか…

げんきさん

コメントありがとうございます。

さて、アメリカですら対策が遅いと言われている中、日本はすごいですね。小沢さんの献金問題一色です。結局、対策なんて大して興味がないんだろうなあと思いたくもなってしまいます。

今回の報道を見ていると麻生さんを下ろそうともしているし、小沢さんも下ろそうとしている。で、結局どうしたいのでしょうか?ただ面白ければいいのですかね。

なんかそんなことを感じてしまう、ここ最近の報道でした。

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