天気予報

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

geotargeting

« あけましておめでとうございます ~家から見た初日の出 | トップページ | 年末年始に見たい番組 »

続 多事争論 -政治家とは?

げんきさんから「多事争論 -昨今の経済情勢と政治のあり方- ってほどでもありませんが・・・」で、とても力のこもったコメントを頂きました。負けじと書こうとしたら長文になってしまい、こちらの新規記事にしてしまったわけです。

もし良かったらご覧下さいませ。

---------------------------------------------

げんきさん

あけましておめでとうございます。

さて、コメントありがとうございます。

どの時代でも若者は特に不正を憎み、正義を求める傾向があると思います。なので革命家と呼ばれる人たちは若者が多いですよね。明治維新の時の新政府、フランス革命の時、チェ・ゲバラなど、どれもみんな30代前後が主力だったはずです。

ナチスドイツが勃興してきたのは正にその機運でした。実は昭和維新を叫んだ青年将校たちもこの機運です。

世の中は複雑に絡み合っていると言えます。これを利害と言ってしまえばそれまでですが、しがらみ・腐れ縁なんて言えばそんな感じもしてきます。

そこに横たわるいろいろな矛盾、硬直化したように思える社会体制を見た時、どうしても意志決定の正しさと早さ、そして清廉さを求めたくなってしまいます。

なので独裁体制がその国で支持されることも多々あるのだと思います。ヒトラーも違う目で見れば質素な食生活、女性醜聞の無さ、子供(勿論ゲルマン民族ですが)を可愛がる、仕事に一生懸命だったわけです。東條英機にしても、大変質素な暮らしをしていて、確か遺産も殆ど無かったはずです。

でも普通に考えれば矯激に過ぎる行動に走ってしまい、国民を、世界の人びとを塗炭の苦しみに陥れました。

だからこそチャーチルは

「これまでも多くの政治体制が試みられてきたし、またこれからも過ちと悲哀にみちたこの世界中で試みられていくだろう。民主主義が完全で賢明であると見せかけることは誰にも出来ない。実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが。」

と逆説的に、民主主義は時間がかかる、責任の所在が不明、利益誘導型になりやすいとの問題はあるにせよ、コモンセンス(常識)が発揮されるような政治を行うには結局これをうまく運用するしかないのではとしたのだと思います。

また、特定地域の利益誘導と言えば大変悪く見えます。まあ代表的なのは田中角栄と新潟ですが、それも政治と言えば政治です。彼が働いた結果、関越自動車道は出来、上越新幹線も出来た。あんな豪雪地帯に。それが新潟の民をどれほど勇気づけ、そして継続的な経済的な効果をもたらしたのでしょうか。ここで雇用が発生し、需要が発生するようになったら、正に経世済民が為されたとも言えます。だからこそ田中角栄は支持され続けたのだと思います。どこかの政党ではありませんが「生活第一」と言った時に、それを地元の為にその通りに考えて動いた政治家だったとも言えると思うのです。

(本当は選挙民を前にした演説で「ここにいる代議士になんでもお願いしてください。だってみなさんが育ててくれた政治家でないですか。せっかく育てたんだから使わないともったいない。もし彼が出来なくてもうちの派閥はどんな専門家も揃っているから、きちんと対応できるんです!」みたいなことを言っていたはずなので、その文を探していたのですが、見つかりませんでした。が、こちらのページに田中角栄論みたいなのが載っていて参考になるので、ご興味あればクリックしてみてください)

なので自分としては各地域の発展を論ずる場所と、国家機能、すなわち外交・軍事・治安は分けて選ばないと機能しないのではと考えています。上院-外政、下院-内政みたいな。この形で衆議院、参議院が機能しているならいいのですが、今はカーボンコピーだから、ただの無駄に見えてしまいますね・・・。まだ戦前の方が、貴族院と衆議院だったので、役割分けが出来ていたのですが。

雇用対策について、需要を作り出すより雇用を直接作り出すというお考えは確かに一つのアイディアですよね。実は自分もニュースキャスターがしたり顔でこの派遣切りを憂いたコメントをする度に「そんなにかわいそうだと思うなら、自分の個人事務所や、テレビ局で雇用してあげればいいじゃないか」なんて毒を吐いていました。

でも直接雇用は、継続的に多額のお金がかかります。またどうしても公務員は競争に晒されない分、既得権益の保持・官僚の無謬性に走るところがあり、結果として非効率的な体制が作られてしまうところがあります。

出来れば足し算であるよりは、掛け算、指数計算に持っていきたいわけです。「所得倍増計画」のように。

どんな政策を講じたら経済の波及効果、相乗効果が生まれるか、これを考えることこそが日本としての喫緊の検討課題だと思います。これは今までの経済活動以上のことをしようとしているわけですから、国民そのものや、国民から持ち上がった政治家そのもが一生懸命考えるべき問題です。その議論が全く持って低調なところが残念なところですね。

なんて長文になってしまい申し訳ありません。まあ、そんな感じでいろいろ考えるのも楽しいものです。

これからもどうぞ宜しくお願い致します。

« あけましておめでとうございます ~家から見た初日の出 | トップページ | 年末年始に見たい番組 »

多事争論」カテゴリの記事

コメント

私塾の同窓会(1月の例会・2日)

・(昨年2万6千人が受験した大手商社)
「昨年から英語、数学、国語の筆記試験を導入。高校時代の基礎学力が、入社後の能力と相関関係がある。問題も一流進学校の入試レベル。読解力の大切さ。
それにしても、最終面接に残るわずか5百人から100人を選ぶのは大変。今年は予想もつかない」

・(あのショックを引き起こした外資にいた)
「あらゆる業種の外資を渡り歩いているのでショックはない。今回もすぐ声がかかった。
こちらが面接するつもりでいる。」

・(人事系コンサルタント)
「10月から休みなく顧客対応。余りに忙しく、ドイツに逃げたが、大手企業に呼び出された。特に社員のカウンセリング対応の相談が多い」

・(経理系コンサルタント)
「株式上場への対応、資金繰り対応の相談が多い。月収レベルでは10月以降は倍増」

・(建設系コンサル)
「建て替えたいが予算がないので耐震についての相談が多い。やはり6月までスケジュールが詰まっている」

・(英語教育)
「幼稚舎、白百合、学習院、双葉、開成の小中高・・・子供の英語教育に熱心な親。
かなり高い授業料だが申し込みが多く、断れない。親はオーナー企業、テレビ局?
会計士、弁護士、税理士も増えた。生徒は小学生から60歳まで」

1月の課題は「マックス・ヴェーバー・プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」

こんばんは!
ますます独立先生の見識の高さに感心させられます!

実は小生も丸くなったもんで、今では利益誘導もアリだと思っています。何より地方に雇用を創り、お金が落とされ、都市部に負けないインフラが整備され、更に政治関心につながりますから。
ただ、どこもかしこも「おらが村だけ便利になればいいや」って事だけで投票の志向が偏ってしまえば大局的に困ることになりますが。
あと目に見える問題は、過疎化の進む地域に箱物を作る無駄が気になる点でしょうか。

独立先生の外政-内政の分離は面白い方法ですね。
今の参議院は極論すれば半ば無駄機関ですから、参議院をなくして浮いた人件費を衆議院議員の報酬に回すことが肝要と思ってました。そこで外政-内政を2院で分担すれば存在価値も出てきますね。

ここで波及効果の大きそうな市場を考えてみました。
まず住宅業界は工事だけでなく、内装、住設、素材・材料、家具・家電など多岐に渡って需要が創出されますよね。ただ、これからの人口減と当面の景気後退からくる需要減退に直面すると思われますので、住宅ローン減税によるテコ入れはあながち間違いではないでしょう。直近の経済にとっては、団塊世代の生前贈与と団塊Jr.の消費が与える影響は小さくないと思います。
一方企業活動に目を向けると、国内では当面環境対策とコンプライアンス対策でしか予算を使えなさそうです。また押し並べて内需は飽和気味ですから、やはり海外でガッチリ儲けるべきですよね?
政府が後押しできる方針は2つ。
① 円高を利して資源・穀物やその関連企業を買い占める。
② 紐付きODA(日本での調達を条件付けて実行)

資源・ODAと聞いて思い浮かべる国の一つにインドネシアがあります。人口2億人超を抱えており、物価が安いため日本からの輸出だと粗利が取り難い点、政治的に不安定な点、サブプライム的リスクが高い点が課題ですが市場規模は充分にありそうです。
今からマス市場の代名詞であるインドやロシアに進出した場合、先行している欧米企業に伍して闘うのは正直厳しいはずですから、従来日本との結びつきが深い国を攻めるべきでしょう。
結局、他国の懐中から幾等引き出すかが経済成長のポイントになってしまいますね・・・

長くなってごめんなさい。
こういう話題は、普段の小生がスポーツ新聞しか読んでないのがバレてしまいますね(苦笑)

文武両道さん

コメントありがとうございます。

さて、新年会はそれこそ多士済々の方々がお集まりになったのですね。状況を見ても周りに惑わされず、自分のポジションがしっかりしている方々ほど、この世の中をしっかりと歩まれていますね。改めて、自分としての信念を持つ大事さが感じられます。

げんきさん

コメントありがとうございます。

そんなことはないですよ。ただ思いつくままに放言しているだけですから・・・。

インドネシア、確かにおもしろい場所ですね。あそこはイスラム教国です。日本人は得てして宗教を無視して、あるいは無関心で接することが多いように思えますが、彼らの心の奥底に流れているのはイスラムの教え。そこに理解を深めてから入っていかないと、結局金銭だけの関係になってしまい、もろく儚いものとなってしまう怖れがあります。


もちろん左手に算盤は持っているにしても、本気で彼らの生活向上に資するようなことをやろうとしないと、これ以上の関係にはなれない。であればこそ、彼らの心を理解し、共に歩む覚悟が必要です。

確か降伏直前の1945年8月9日、当時独立を目指していたスカルノは、南方軍の寺内元帥から8月24日にインドネシアの独立を宣言すると聞かされますが、日本が降伏するや否や8月17日には独立を宣言します。

「インドネシア独立 日本」でググると、独立時に皇紀を採用し、またオランダとの独立戦争に多くの日本兵が参加したことから、インドネシアは日本をとてもありがたがり、尊敬しているんだと記載しているページがたくさん出てきます。つまり救世主日本としています。

また主に教科書やいわゆる左派の人たちの記述した文献には、日本はインドネシアの人たちから略奪し、慰安婦を徴用し、大変迷惑をかけたと記載しています。侵略者日本というわけです。

しかし、インドネシア政府公認の歴史記述は片方に偏っていることはありません。ご興味があれば是非下記のページをご覧ください。

http://www.geocities.jp/indo_ka/buku_pelajaran/idn_history.html

つまり、自分の観念で相手を見るのではなく、相手にとって自分がどう映るかを意識して行動すべきだと。

インドネシアの人々とそんな交流が出来たとき、日本にとってもより大きな存在となるのでしょうね。

日本とインドネシアの歴史的関係はなかなか興味深いので、自分もいつかちゃんとした文献を読んでみたいなと思っています。

もし時間があれば拙ブログの”書評 「大東亜会議の真実」”もご覧頂ければ幸いです。

父は山下中将と会談したあと、インドネシアに飛びました。そこで親日的なインドネシアに感動したと。
正月には「日本のケーキ、餅」がふるまわれました。

中国に駐留した司令官とインドネシアに駐留した司令官の「武士道精神」の違いが、民心に反映したと
父は感じたそうです。

第1次大戦で日本軍の捕虜になったドイツの軍人が、
その人道的な扱いに感動し、第2次大戦でドイツ敗北後、日本の対米終戦工作に協力したとも・・・


対米交渉に
協力

父の家は代々、船主でした。豊かな家が没落したのは、嵐で船が沈没したからです。祖父は、残された船員の家族のため全財産を使いきり、父が産まれたときは、最も貧しかった。

陸軍の軍人は同じような境遇の人が多かった。
貧しく優秀な男の子は陸軍に入った。
それゆえ、公正でないことが許せない・・・
北一輝に煽動された所以です。


文武両道さん

コメントありがとうございます。

またまた返信が長くなってしまったので、新たに記事を起こしてみました。お時間のあるときにでもご覧頂ければ幸いです。

では、今後ともよろしくお願いします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 続 多事争論 -政治家とは?:

« あけましておめでとうございます ~家から見た初日の出 | トップページ | 年末年始に見たい番組 »