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多事争論というだけあって、続いていきます -経済における金融とイノベーション

一度はコメントとしてアップしたものですが、またまたまた長文となってしまっており、やはり記事として掲出することにしました。

それにしても一時インドネシアについて話していたら、今日大地震が発生してビックリ!被災者の方々の無事を願い、今後の復興を祈らせていただきます。

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文武両道さん

コメントありがとうございます。

製造業に研究開発費が回っていかないとは由々しき事態ですね。シュムペーターではないですが、閉塞した状況を打破するには「イノベーション」が不可欠だと思います。その結果のブレークスルーが新たな産業を生み、雇用を作る。その流れになっていないことが、今の日本の大きな問題に思えます。

この「イノベーション」を起こして新産業の創出をはかるというのが竹中さんがやろうとしたことに見えますが、今は恐ろしいくらいに単純化した伝え方です。
某在京キー局の、元駒沢の暴れん坊が苦言を呈するコーナーが人気の今日の番組、あまりの内容に唖然としていました。どうやらお金儲けに走りすぎて、享楽主義のアメリカは問題だらけで、それを支えているのが軍事産業でと、前に見たことのある旧ソ連のプロパガンダ映画そのもののような内容でした。ご丁寧に宇宙開発問題でニクソンとフルシチョフがテレビの前でやりあった有名なシーンを、敢えてか宇宙開発の部分をカットし、フルシチョフが「あと7年もすればソ連はアメリカを追い越しますよ。そのときはこうやってサヨナラしますね。バイバイ~って。」と言っている部分だけを出し、資本主義の問題はと繋ぐ。一体何をしたいのでしょうか?革命でも起こしたいのでしょうか?

金融が自己論理の極大化によって多大なる影響を世界経済に与えているのは事実ですが、だからこそ金融の重要性というのは増すばかりです。それを正しい情報を伝えることなく、ただあいつらは金儲けを繰り返してきたと矮小化することの問題を考えていないのでしょうか?以前日本はいわゆる住専問題でなんでバブルで踊ったやつに税金を投入しなければいけないんだ!という情緒的な話に引きずられ、金融システムを正常化するタイミングを逸して、その後さらに5年以上を浪費したことを忘れたのでしょうか?

世代間の潤滑な資産移転というのも大事な問題ですが、後期高齢者問題ではひたすら「姥捨て山」「高齢者切り捨て」というだけ。問題があるにせよ、今の健康保険が成り立たなくなってきている以上、どうやって成り立たせるのが一番いいかと、そろそろ話してほしいです。考えないから、官僚発の案が通ってしまうのです。

つまり必要なところ(産業・世代)にお金がきちんと回り、その産業・世代の成長により国富を増していくという、なんともオーソドックスなことが大事だということを今一度思い出してほしいですね。

地デジは実はちょっと違う考えを持っています。あれは今のテレビ放送の周波数はアナログなのでどうしても帯域を広く取ってしまいます。でもデジタルは圧縮技術があるので、今より狭い帯域で大丈夫。ということは、電波が今までより大きく空くわけです。この空いた帯域に新しい産業を興そうとするものが地デジ問題の本質だと考えています。なので低所得者層の電波受信問題は対応すべきものの、推進していくことは理があると考えています。

裁判員制度は単純に自分の身の回りに来たら勘弁してほしいなあと思いますが、この制度の趣旨は法治を日本国中にすべからく行き渡らせるためとのこと。訴訟社会にさらに突入するような気もしますが、まだそこまで深くわかっていないので、コメントは控えます。

雇用延長義務は、確かに日本の人口構成が変化しているので必要なことなのかもしれません。ただ企業によってはさらなる圧迫を招き、やがて倒産となれば多くの雇用が失われるかもしれないので、どうなのでしょうか?これももう少し理解してからコメントしてみます。

マスコミも政党も前向きに、どうやってこの局面を打破していくべきか、そろそろ大討論をしてくれないかと、年末年始の番組を見ながらいつも思っていました。

文武両道さんの仰るように、今一度政策等を総点検し、改めるものは改め、今年が次の時代を見据えた新たな戦略が生まれる年になればいいですね!

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多事争論」カテゴリの記事

コメント

新聞は駒沢の資金運用失敗を報道するついでに
あの経済学部を看板にする慶応が最も多くの損失を出している、と鬼の首でもとったように書いていますが、
新聞社の財務内容は、過当競争で、大手都銀も手の施しようがない状況とか?

私個人は投信をやりませんが、塾生では150万損したが、それ以前に500万儲けたと言っている者がいました。「成功したときは報道せず失敗したときだけ報道する」とは、彼の言葉です。

文武両道さん

コメントありがとうございます。

さて、駒澤大学の損失問題で話題となっていたのは理事長解任という事態でしたね。

これについて以下の記事が触れていましたが、自分はこれに共感していました。
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/43269
よろしかったらご覧になってみて下さい。

有価証券の損失が問題なら仰るように新聞社や金融機関のトップなどは、全員辞任しなければいけないですもんね。

慶應義塾はコメントで「長期保有を前提に保有しているので、特に短期的な価値の上下は問題視していない」といったようなことを言っていたように記憶しています。卓見だと思います。

それにしても全部が成功だと表現するのも問題ですが、失敗を取り上げては叩くというのも問題ですね。これでは挑戦する、すなわちリスクを取る人がどんどん少なくなります。

しつこい位に言いますが、この閉塞した状況を打破するには、イノベーションが必要だと思います。そんなときに、規制緩和がこの不況・派遣切りを起こしたと論理的な説明無しに報道している姿勢は、どれだけこの国にとって有害か、マスコミ・政治家のみなさんには是非認識して貰いたいなあと思います。自分たちはわかっているつもりなのでしょうが、変な風に世論を誘導した後は、動かしていると錯覚している本人たちではどうしようもできず、思わぬ事態に突き進む恐れがあることを、歴史は示唆しているように思えるのです。

私が勤めていた会社で、同じことがあったとき、
関係省庁、顧客には正直に報告し、またブログで書かれ、
それを見つけてやってきた新聞記者にも、正直に話した。
「それでは記事になりませんね」と帰っていった。
ところが翌日1面で不祥事として事件扱い。

副社長が関係省庁にかけつけたところ、
「マスコミに書かれてしまったら仕方がない。
こちらも処分せざるをえない」

新聞社、テレビ局の不祥事、経営危機、製作会社、
非常勤社員切り、これは全く報道されない。
ようやくダイヤモンドが特集しましたが・・・・

かつて、経済法の正田彬先生(皇后の従兄弟)が、
「最も酷い談合をやっているのは新聞社だ」
と言っておられました。

一連の多事争論の所感を雑記する、という形をとらせてもらいます。

人間は欲望の生き物。故にいつの世も金融は留まる事を知らない。膨張と収縮を繰り返すのが常らしい。

公務員と失業者でのワークシェアリングを模索中。自治体で直接雇用を生むべく臨時職員の募集が続々始まった。群馬の太田市では公務員の残業時間を短縮し、その分の人件費を臨時職員雇用に充てているとの事。しかし臨時は臨時なのでいずれは雇用満了となろう。行政が手を差し伸べてくれている間に手に職をつけなければ。

研究開発はメーカにとって飯の種。そうでなくてはならない。だが行過ぎた文書化(ISOやトレサビリティ)と内部統制と人員合理化により時間にも脳味噌にも余力の無くなった人間にイノベーションを産ませる事は容易ではない。まるで今の企業は学校のよう。校則を守ることが最優先で、年中ヒアリングと決算の繰り返し。経営コンサルとシステム開発屋は内部統制で儲かった。自動検印機を開発したら飛ぶように売れるだろうか。エンロンとワールドコムが恨めしいか。

自前で技術開発、特許取得が難しいなら、外から技術を買ってくるに限る。買い取った特許をしゃぶり尽くして、タブーや限界を超えた製品を開発し先行者利益を得ることができれば良い循環の始まり。無い知恵絞っても新技術は生まれてこない。軍需技術から革新が起きているのが世の常。無線、レーダー、インターネットに新素材。

新しいことを始めるためにはかなりの労力を要する。なので仲間は多いに越したことは無い。物事を踏ん張ってやり遂げるには独りでは難しい。仲間意識は組織力につながる。

物が売れなくなってきて皆、物が売れないと思っている。物を作るのを休め、物を作るところ物を作る人を減らし始めた。いままで一体誰が物を買っていたんだ?世界中のサブプライム層が無理して買っていたのか?

人が株で儲けた話を聞くと羨ましかったものだが株をやっていないお陰で損もしていない。気が楽だ。しかし底値だとしても買う資金も無ければ度胸も無い。どうやら株は自分には向かないようだ。

いい頭のトレーニングです。感謝。

「ものづくり」は非正規雇用では教えるほうも
教わるほうも真剣になれない。
製造業で非正規雇用をなくすことは、
コスト競争力ではなく、品質を伝承することが、
日本の強みであるからだ。

民主党の仙石氏の問いかけに桝添大臣が同感、
国会中継を見ていて・・・・

建設業の品質劣化を危惧していた塾生で、
建築学会大賞を受賞された大先生・・・
「特に大工の養成が急務だ」

東洋経済で、静岡の地場建設会社が有名大卒舎を
大工養成しているとか・・・
HPで拝見したところ、独立さんの会社も同じ試み
をなさっているように思えます。

静岡・H建設
大工全員をまるごと会社で抱えて、全員正社員
大工の仕事を面白くする。
工夫ができて、自分なりの考えをどんどん継ぎ足していく。
平成建設は、コストをかけるべきところと、削るべきところのメリハリが凄い。
建築中の家に訪れた施主の質問にも棟梁が懇切丁寧に答えてくれて
施主重視の仕事をしてくれる建設会社。
全部を均一に削るわけではなく、伸ばすところと、無駄を省くところを見極める。
活き活きと楽しそうに働く大工。

文武両道さん

コメントありがとうございます。

さて、同じようなこととは確か本数の問題の時のことですよね。
あの時も論理的な展開、すなわち本数の問題の問題点とその対処法の意味について触れることなく、ただ「天下の~が」みたいな論法で、だから建設業界の膿は大きいみたいな結論ありきでした。
もとより理解しようとするよりは叩こうとしているように見えたときは、その報道はよくよく吟味しないといけないですね。

H建設さんの件、いつかTV東京系列の「ガイアの夜明け」にも出演されていました。余り他社さんのことを言うのもなんですが、余り良い印象を持っていません。なんともあざとさが目に付いたからです。
というのは

1)余りにも有名大学卒が大工をしているということを謳いすぎているということです。勿論、有名大学卒の人が大工の道を敢えて志すと言うことは素晴らしいことですが、有名大学卒であることが素晴らしい大工になる条件では全くないと言うことです。ただ一般人にうけるだろうから「W大卒」と大きく謳っているのがどうにも営業マン的(実際こちらの社長は大手ハウスメーカーのやり手営業マンだったそうです)だなあと感じました。

2)一番受け入れがたかったのは「普通の建設会社は請負の重層構造。だから職人はお客様を見ることなく、元請けの目しか気にしない。だからいい家など出来るわけがない。その点、うちの会社は全員社員だから~」とその社長が語っていたところです。自分の会社のシステムが素晴らしいと考え、それを実践することは何らおかしいことはなく、寧ろ至極正しいことだと思います。ただ、他の家の作り手は「お客様のことを考えていない」と断定するのはおかしいし、一生懸命作っている今までの職人さんたちにとって大変失礼な発言だと思うのです。彼らが住まい手のことを考え、どれだけ創意工夫を行っているかを間近で見ている身からすると、正直腹が立つ発言でした。

自分のことに自信を持つのは素晴らしいですが、相手のことをけなすのは、逆にその人の品位を落とします。ここにも応酬話法というか、相手を蹴落としてでも受注に持ち込もうとする、あるタイプの営業そのものな感じが好きになれませんでした。

本当にお客様のためを思って一生懸命作ろうとしている人は、同じ道を歩み人様の家を作っている同業者に対してあのような態度はとれないと思うのです。その道の困難さがわかっているので。

日本の強みは継承だと言うことは、まさにその通りだと思います。そのことを各々が各々の立場でしっかりすることこそが今やるべきことでしょう。

「何も咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ!」

今の日本が等しく心にすべき言葉でしょうね

げんきさん

コメントありがとうございます。

今のお仕事の内容と回りの情勢に合わせていくこと、でもそのことが本当の意味でのものづくりに繋がっているのかという葛藤がひしひしと伝わってくるような内容でした。
ある部分の問題、つまりコンプライアンス・情報統制部門の必要性は当然にあるのですが、それにばかり気をとらわれすぎて、本業を深めることが出来ない。なので安易な方法に頼らざるを得ないが、そのことに首を傾げてしまうのでしょう。

ただ例えばホンダは非正規雇用者を含み、工場の減産を進めているので、そういった意味では世間体が余り良くないことを進めていますが、それと併せて環境対策に注力することを宣言し、実際にインサイトという車を皮切りに今年からどんどん環境性能の高い車を出してくる予定です。つまり内部留保を雇用に向けるのではなくR&Dに向けて、将来を生き抜こうとしている。これも経営としての一つの方針だと思います。

もちろん自分が主張していることが正しいわけではありません。大事なことは、そういったことを国民一人一人が考え、そして意見を持ち、それを元に政党・政治家を吟味して、投票するということだと思います。それが民主主義だと思うのです。そうならないと、今のように政治家はテレビ受けを意識し、大局観のない場当たりの発言(与党も野党も)を繰り返し、国会論戦もそもそも論戦の名に値しないものばかりということが続いてしまうと危惧しています。

今日、私塾では若くして、企業を立ち上げた人たちが、
珍しく、私に異論。

H建設も含めて、ほぼ独立さんのご意見に賛同する
人ばかりでした。

多事争論。
実際に経営をしている若手。

資金繰りが悪ければ自分の給与を回し、
従業員の給与はカットしない。

指示待ち族が殆どの従業員。
先生のゼミで役立つことを朝礼で言っても反応なし。

非正規雇用であっても大企業のブランドが欲しい、
という人が多いなど。

塾生から一連の多事争論を読みたいと希望あり。
応援掲示板ではキーワード検索で
関連記事が出ますが・・・・
あなたのブログでも「多事争論」をキーワードで
一連の記事が出るのででょうか?

過去記事、管理人のコメント、
トップページより以前に遡れますか?

素人で申し訳ありません。

文武両道さん

コメントありがとうございます。

一番下の「ココログ」のロゴの上にある検索窓に検索したい言葉を入れ、その上のプルダウンメニューで「このブログ内で検索」として、検索をかけることが出来ます。

って、何の話かよくわからないですよね・・・

なのでカテゴリーとして新たに「多事争論」を加えてみました。
左にある「カテゴリー」という欄から「多事争論」をクリックすると、その関連の記事が表示されます。これでいかがでしょうか?

もし、うまく出来ないようなら再度仰っていただければ助かります。

では、今後ともよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。
これを「お気に入り」に入れました。
塾生にも知らせます。

商社の業務部長をしていた弟が、
げんきさんのおっしゃること(内部統制)
が原因で、この2年、
土日、1日も休めない状況に、とうとう辞めて
友人の会社に移りました。

ようやく本来の企業の開発活動に励み、
生き生きしています。
非上場のオーナー企業には、あの悪夢がありません。

多事争論を読んだ塾生からの返事。

「研究者は、何よりも醒めた理性の眼をもって、たじろぐことなく
現実を直視する、勇気と誠実をもたなければならない。」

来月の課題本「マックス・ヴェーバー生誕100年記念シンポジウム」が東大で開かれた1964年、私と今度ロシアで宇宙に飛び立つ親友が生まれました。私はヴェーバーと誕生日が同じ。高校、大学で投手、捕手としてバッテリーを組んだ、医学研究者の彼にこのヴェーバーの言葉をメールしました。

多事争論のやりとりを見て、「現実を直視することの
難しさ」を痛感。

やはり「いかに思い込み」を排するか。
それは率直な意見交換以外にないと思います。

文武両道様

小生の他愛も無い書き込みにお目通しいただき恐縮です。
いつも大先輩のご経験とご見聞の一端をここで拝見させていただき勉強させていただいています。
また色々なお話をお聞かせください。
ありがとうございました。

一部上場業界最大手企業のサラリーマンから起業家に転身した同級生がボソッと言いました。
「経営者がガバッと獲っちゃダメ」
不景気にも組織を保つ秘訣のようです。

ある銀行の内部統制は性悪説だそうです。
持ち物検査に、早朝にパソコンを立ち上げてインターネットのアクセス先のチェック。
今の銀行はノンバンク系人材と入り混じってきているそうです。
大変だなと思いつつ、世知辛いなと思いつつ、突付かれても痛くない様にあるべきですね。

げんきさん、大賛成!
大企業は役員を減らさず、役員報酬を減らさず、
リストラの成果を一人占めしている。
大企業の経営層に近いところにいたからわかります。

ゴーンは下請苛めとリストラのあと、
役員賞与を大幅アップした。

私の塾生、自分は後回しが経営のコツと言っていました。
直江兼継、上杉鷹山、まず自分の石高を返上した。

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