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2008年7月

第90回全国高等学校野球選手権記念 北神奈川大会 決勝 対東海大相模高校戦観戦記

すっかり音沙汰もなく、書き込みもしなかったこの夏の北神奈川の予選。

もちろん見ていなかったわけでもなく、何回か観戦もしていました。ただ勝手な思い込みですが、書き込みをするといい流れが止まってしまいそうな気がして、書くなら決勝が終わってからと思っていました。

で、あのなんとも表現の仕方に苦しむような、死闘の果てに46年ぶりの扉が開いたわけです。

今年の夏の予選を最初に見たときにまず思ったのが、「バント上手くなったなあ。というか意識付けが変わったなあ。」ということです。春の甲子園の試合だとバットを引いてバントしていましたが、今大会ではどの選手も体の前で壁を作って、打球を殺していこうとする意識の強さを感じました。春の後、みんなでつなぐ野球を考えていったということですが、それが十分に感じられました。

また、投手に対して積極的にみんなが声を掛けているのも印象的でした。3年生が多いこともあって、みんなの力を合わせて勝ちきるんだという意識が強かったのでしょう。準決勝の桐光戦の時のインタビューでは鈴木(裕)くんが、今日の決勝の東海大相模戦のインタビューでは山﨑くんがそれぞれ「よく声を掛けていますが、なんていっているんですか?」って聞かれていましたね。それくらいインタビューアーにとっても印象的だったのでしょう。

あと塾野球部(つまり大学)と比べても、試合運びが落ち着いていましたね(除く今日の延長戦)。じっくりと攻めるときは攻める。動いて攻めるときも徒に結果を最初から意識することなく、やるべきことをきちんとやる。あれだけ多くの強豪校と試合を重ねたからでしょうか、落ち着きがありました。

なるべく簡単に点を取る、それは一死の段階で三塁にランナーを進めることだと思います。今までは出来ていましたが、今日はうわついてしまうところがありましたね。ただ、今日は決勝戦。浮き足立つなというのが無理というもの。

今日の試合展開については、このブログを読まれるような方なら百も承知のことでしょう。応援している途中から、いつもとは違った、大袈裟に言うと「今、この歴史的な時間の中に身を浸し、この場所にいることが出来るありがたさと不思議さ」を感じていました。誰がいいとかわるいとかではなく、ただ選手たちを信じる、ベンチを信じる、そういった心境になりました。13回の山﨑君の本塁打の時は、周り中が半狂乱のような状態でした。たぶん、この日を一生忘れないんでしょうね。

と言いながら、本題の今日の観戦記です。思ったことをブログのタイトル通りつれづれなるままに書きつくろってみます。

1)今日の勝因は、2本(+1本)の投手陣を作り上げた上田監督以下チーム全体の勝利だということです。3年前の神奈川大会決勝戦、中林君がここまで力投を続けてきたものの、7回に明らかに彼が力尽きた形で4点のリードを保てず敗退したその日から、このチーム体制を作り上げてきたのでしょう。毎日に近い形でやるプロのチームと違い、勝ち点制の大学野球とも違い、高校野球は休みの日にぽつりぽつりと練習試合をするわけで、どうしても主戦+αみたいな投手陣の構成になってしまいがちです。でも田村くんも只野くんも共に主戦として育てるという意志の元、この体制を3年かかって作り上げたのだと思います。この体制は神奈川のみならず、全国を勝ち抜くためにも必要な形だと思います。

2)サッカーで言うところのマリーシアみたいな部分では、東海大相模の方が上手でしたね。こけたような振りをして飛び出してしまった二塁走者を助けようとしたり(結果はアウト)、田村くんの時に1塁のコーチャーズボックスの子がしきりと変な動きをしたり(左投手なので、どうしても視界に入りがち)、わざとリードをとらず油断した隙をついて盗塁を仕掛けたり、単打性の当たりを二塁打にする積極的な走塁だったり(これはマリーシアではないかな・・・)。ある意味野球をよく知っているなあなんて思っていました。それに比べて塾高の子たちは素直ですね。ただ、スクイズ失敗の時に一塁走者はそのまま立ちすくんでしまい、二塁に走りませんでした。あれはいけないですねえ。せっかくまだチャンスに出来たところでしたから。

3)3塁コーチャーの恐れず特攻精神で走らせる姿は、ある意味とても爽快ではありますが、見ていて怖いです。
今度は是非試合前の練習の時、外野手は必ずバックホームの練習をしますから、ストップウオッチを片手に捕球してから何秒で本塁に到達しているかきちんとチェックしてみてください。そして少なくともレギュラーメンバーの走力は数値化して、2塁走者の時は3塁から何秒で本塁に到達できるのかを覚えておきましょう。この両方の数値は余り変わるものではありません。これを知っているだけで確率がグンと上がると思いますよ。

4)守備の時の同じ話ですが、外野手の人は捕球してから何秒で本塁に投げることが出来るかも数値化するといいです。そうすればもう1点もやれないとき、どの位置で守ればいいか自ずと答えが出るはずです。7回の時は相手の押せ押せムードもありましたが、肩の強さと比較して外野が少し後ろ過ぎましたね。もっとも、延長に入ってからはきちんと修正できていたのでさすが!と思いましたが。

5)只野くんの投球には本当にしびれました(いい意味でも悪い意味でも)。7回に点を取られた後8回~13回までの6イニングを無失点。あの東海大相模の強力打線を考えると、驚異的でした。失策とかが出てもくさらず淡々と投げるあの精神力は是非見習いたいものです。ただ、いつも変わった直後が打たれますね・・・。なんでなんでしょう?

春の甲子園を経験した今のチームは、甲子園に出ることがゴールでは決してないはずです。春に甲子園に置いてきた忘れ物を取りに、夏の甲子園に行くんだと思います。強い気持ちと冷静な頭、そして熱い心で甲子園の栄冠を目指して頑張ってほしいです。

でも、関係者のみなさん、今日あれだけ熱い応援を繰り広げてくれたみなさん、あんな素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとう!!!!!!!

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試合後の校歌(塾歌?)斉唱です。

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終わった後選手たちがスタンドに駆け寄り、深々とお辞儀してくれました。こちらの方がお辞儀したい気分でしたhappy01


P.S.応援席の素晴らしさというのは、言葉には代えがたいものがありますよね。今日の試合、応援席で録音していました。mp3ファイルですが、もし聞きたい方がいらっしゃるならコメントにそんなことを書いていただけますか?それなりの数があって、かつ殺人的に多くもなければメールとかでお送りさせていただきたいと思います。

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